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日清製粉G/ベトナム進出、ホーチミン郊外に調理加工食品工場

2013年06月21日 / 経営

日清製粉グループ本社と日清フーズは6月21日、ベトナムに現地法人を設立し、パスタソースなどの調理加工食品の生産工場を建設すると発表した。工場の稼働は2014年秋を予定している。

日本国内向けの供給拠点とするほか、将来的なASEAN(東南アジア諸国連合)地域の市場開拓をすることが目的。

近年、ベトナムは質の高い豊富な労働力を武器に加工食品基地としても目覚しい成長を遂げている。こうした状況を踏まえ、現地に工場を設立。日本国内に向けてパスタソースを始め、高品質な製品を生産・供給するとしている。

今後、ベトナムをはじめとするASEAN諸国は、都市部を中心とした人口増加に加え、経済成長とそれに伴う食料消費の高級化・多様化が見込まれる。

日清製粉グループは、将来的なASEAN地域における調理加工食品の事業拡大を視野に入れ、海外事業展開を加速する。

■新会社の概要
会社名称:Vietnam Nisshin Seifun Co., Ltd.
所在地:ベトナム ドンナイ省ビエンホア市アマタ工業団地内
資本金:860万ドル(約8億円)
日清フーズ75%、日清製粉グループ本社25%
事業内容:調理加工食品の製造・販売
工場稼動時期:2014年秋

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