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味の素/AGFを完全子会社化、モンデリーズから270億円で全株取得

2015年02月27日 / 経営

味の素は2月27日、米食品大手のモンデリーズ・インターナショナルと折半出資している合弁会社「味の素ゼネラルフーヅ(AGF)」について、残りの50%の株式すべてをモンデリーズから取得し、AGFを完全子会社化すると発表した。

同日、モンデリーズの関係会社であるクラフト・フーヅ・ホールディング・シンガポールを通じて、保有する全株式を270億円で取得することで合意した。4月中に取得を完了する予定。

AGFは1973年に、味の素と米ゼネラルフーヅ(現在のモンデリーズ)が合弁会社として設立。コーヒー事業を展開し、スティック製品などを発売してきた。

子会社化後、味の素はAGFと各事業部門の融合を進め、新製品の開発や生産面でのシナジーを創出していくとしている。AGFの経営体制や社名、ブランドは維持する予定。

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