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三井物産/東南アジアのトマト加工品・調味料市場に参入、カゴメなどと合弁で

2015年03月13日 / 経営

三井物産は、ASEAN(東南アジア諸国連合)地域を中心とした業務用トマト加工品・調味料市場に本格参入する。

同社は3月13日、カゴメと、マレーシアの業務用調味料メーカー「ロンソン・フード・プロダクツ」と共同で、ASEAN地域などのハラル市場向けに、業務用トマト加工品・調味料の製造販売を行う事業会社を2月に設立したと発表した。

新会社の社名は「カゴメ・ロンソン」。三井物産とカゴメは、共同出資会社を通じて65%を出資する。この共同出資会社に対する持株比率は、三井物産が33.3%、カゴメが66.7%。

経済発展と人口増加が続くASEAN地域では、総人口約6億人のうち、イスラム教徒が半分弱を占めるとされ、イスラム教の戒律にのっとったハラル食品の需要拡大が見込まれる。

加えて、同地域では、欧米外食チェーンの出店が増えており、ピザソースなどのトマト加工品・調味料市場の拡大が予想されるという。

■新会社の概要
所在地:マレーシア・セランゴール州ハラル工業地帯
資本金:200万マレーシアリンギット(約6400万円)

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