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キリン/ミャンマーのビール会社、697億円で株式取得

2015年08月19日 / 経営

キリンホールディングスは8月19日、ミャンマーのビール会社ミャンマー・ブルワリー社の55%の株式を約697億円で取得したと発表した。

ミャンマー・ブルワリー社は、「Myanmar Beer(ミャンマー・ビール)」、「Andaman Gold(アンダマン・ゴールド)」、「Myanmar Double Strong(ミャンマー・ダブルストロング)」等のブランドを製造・販売するミャンマー第1位のビール事業を展開し、製造拠点のあるヤンゴンを中心とした販売網を通じて、ミャンマー全土にその事業を拡大している。

ミャンマーは、昨今の民主化・経済制裁解除の動きの中で今後の高成長・消費拡大が期待される有望市場であり、さらなる成長を目指す。

キリンでは、東南アジア地域においては、今回の投資によりさらなる事業基盤の構築を図るとしている。

今回は、東南アジア地域統括会社のキリンホールディングスシンガポール社が、ミャンマー・ブルワリー社の株式55%を保有するフレイザー・アンド・ニーヴ社(シンガポール)より保有する全株を取得した。

■ミャンマー・ブルワリー社概要
所在地:ミャンマー ヤンゴン市
設立年:1995年
代表者:会長ネイ・ウィン(Nay Wynn)
株主:キリンホールディングスシンガポール社55%、ミャンマー・エコノミック・ホールディングス社45%
資本金:1億4200万ミャンマー・チャット(約1400万円)
従業員数:約1000名
事業内容:ビールの製造・販売
業績:売上高約2540億ミャンマー・チャット(約250億円)、税引後純利益約650億ミャンマー・チャット(約64億円)

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