カゴメ/災害時に野菜ジュース供給する協定、神奈川県と締結
2013年08月27日 / 経営
カゴメは8月27日、神奈川県と「災害時における応急物資の取扱いに関する協定」を締結した。
同協定は、神奈川県内で地震、風水害、その他の災害が発生し災害救助法が適用された場合、カゴメが神奈川県に応急物資として野菜ジュースを供給するというもの。
東日本大震災を経て、カゴメは、野菜飲料が災害時の非常食として栄養バランスを整えることに貢献できると考え、「野菜の保存食」として野菜飲料を災害時に向けて備えることを提案している。
同社は、野菜飲料「野菜一日これ一本」の190グラム缶の賞味期間を従来の2年から3.5年まで延長(2月、5月に段階的に実施)。災害時の備蓄品としての新たな需要の高まりに対応した。
これにより、自治体、企業、家庭での備蓄品としての購入実績が増加傾向にあり、4~7月の売上は前年比で約2倍になったという。
■「野菜一日これ一本」の商品特徴
・1日に必要とされる野菜350グラム分を濃縮して使用
・賞味期間3.5年(開封前)で備蓄用としても利用可能
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