イオン/トップバリュ売上高は前期比11%増の1.2兆円、ベストプライスがけん引

2026年02月25日 15:05 / 経営

イオンは2月25日、プライベートブランドの「トップバリュ」について、販売状況や2026年度の新商品などを発表した。

<土谷美津子社長>
土谷美津子社長

トップバリュは、中核となる「トップバリュ」のほかに、手頃な価格帯の「ベストプライス」、環境と健康に配慮した「グリーンアイ」の3つのブランドを展開する。

2025年度のトップバリュの売上高は、前年度比11%増の約1.2兆円となる見込み。上記3ブランドともに伸びているが、中でも「ベストプライス」が好調だ。

イオントップバリュの土谷美津子社長は「価格戦略の象徴である『ベストプライス』の成長が加速している」と言及。その背景として「インフレによる基礎的支出の増加がお客様の大きな負担となっている」と述べた。

さらに利益面でも「『ベストプライス』の原価削減に重点的に取り組んでおり、その結果として『ベストプライス』の利益率を一番伸ばすことができている」という。

<新商品をアピールする土谷社長(中央)ら>
新商品をアピールする土谷社長(中央)ら

2025年度は、昨年4月に発売した冷凍ワンプレートがヒット商品となった。「五目ごはんと鶏肉の黒酢あん」「チーズカレーとハンバーグ」「ペペロンチーノとトマトソースハンバーグ」の3種類で、シリーズ累計400万パックを突破。そのほかの商品では「たまごのおいしさまるごとマヨネーズ」が2025年度の累計で1200万本を突破し、前年度比で1.4倍の伸びとなった。

さらに簡便・即食ニーズの拡大で、混ぜるだけのパスタソース「ペペロンチーノ」「たらこ」や冷凍の「スライスきゅうり」なども好調な売れ行き。「お好みの濃さで楽しむコーンポタージュ」も当初計画の2倍の売上を達成した。

このほかに物価高に対応した代替商品も支持を拡大している。その1つが「トルティーヤ」だ。2025年度は前期比72%増と販売数量を伸ばしている。米や海苔の価格高騰を受け、それに代わるものとして受け入れられ、火を使わず時短にもなる点も生活者の利用を後押ししたようだ。

<アイススラリー>
アイススラリー

2026年度は「アイスバー」や「アイススラリー」を新発売するほか、混ぜるだけのパスタソースに夏向けのフレーパーを追加するなど、猛暑を見据えた商品の投入を強化する。また、「トルティーヤ」のヒットを受けて、4月から新たに「ピタパン」も販売する。

こうした商品の展開によって、2026年度のトップバリュ売上高は、前期比10%増の伸長を目指す。

イオン/トップバリュ上期売上高11.7%増の5907億円、ベストプライスは13.9%増

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