矢野経済研究所／2007年度の飲料市場は1.8％増、3年ぶりに市場は拡大

2008年09月25日／トピックス

矢野経済研究所は9月22日、2007年度の飲料市場は（牛乳、乳飲料を含む）は前年度比1.8％増の5兆100億円となり、3年ぶりに市場は拡大したと発表した。

記録的な猛暑などの天候要因と、ミネラルウォーターなどが引き続いて好調だったことに加え、コーラ飲料とブレンド茶が復活したことが増加要因となった。

コーラ飲料、ミネラルウォーターが2ケタ増と大きく伸長し、他の多くの品目についても増加した。

一方、飲用牛乳については減少傾向に歯止めがかからず、市場は縮小した。

飲料業界では、近年の原料高と原油高によるコスト上昇や、少子化、人口減に備えて資本提携や業務提携などの再編が進んできており、今後も業界の再編が進む、としている。

調査は今年6月～8月に、飲料メーカーや販売企業、自販機オペレーター、業界関連団体などを対象に行った。

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