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矢野経済/ファッショングッズ市場2009年度は4.7%減の4兆4228億円

2010年03月19日 / トピックス

矢野経済研究所が3月19日に発表したファッショングッズ市場に関する調査2010によると、2009年度の市場規模は4兆4228億円(前年度比4.7%減)となる見通し。2006年度をピークとし市場規模は減少傾向が続いている。

調査期間は1月~3月で、調査対象は、メーカー、卸、SPA型展開企業、小売・流通業などファッショングッズを展開している企業。同調査でのファッショングッズ市場は、服飾雑貨や装飾品の市場を指す。靴・履物、鞄・袋物、手袋(ファッション用途)、帽子、ハンカチ・スカーフ類、ネクタイ、洋傘、時計(ウォッチのみ)、眼鏡フレーム・サングラス アクセサリーの10分野を対象とする。

2008年度におけるファッショングッズマーケットの市場規模は、小売金額ベースで4兆6407億円、前年比5.3%だった。2008年後半からの経済情勢の変化にともない、市場を牽引してきた「新富裕層」を含め個人消費が冷え込み、購買頻度や購入単価が低下したことで、市場規模は減少傾向にある。

ファッショングッズマーケットの市場規模の内訳は、靴・履物市場が30.3%、鞄・袋物が22.2%、アクセサリーが20.3%、時計が12.3%と、4分野の合計が全体市場に対して、80%以上を占めている。

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