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日本生協連/5月の食費は2.6%減と8カ月連続の減少

2010年08月21日 / トピックス

日本生活共同組合連合会は8月16日、全国55生協(1840世帯)の家計簿モニターのデータである5月の生計費調査報告を発表した。調査によると、5月の食費は前年同月比2.6%減と8カ月連続の減少となった。

収入は全世帯平均で51万209円で2.8%増となった。退職金など1000万円を超える「その他収入」があった世帯が3世帯あり(前年はなし)、全体の「収入」増加の要因となった。「給与(夫)」は、2.1%増と3カ月連続で前年を上回った。

消費支出は全世帯平均で38万7261円で6.5%減となった。「家賃地代」が6万18円で10.4%減と今年に入り 5カ月連続減少したが、減少幅は一番小さくなった。「交際費」は13.4%と2カ月ぶりに減少した。「教育費」は4.7%減と、高校無償化がはじまって2か月連続減少。「食費」は6万5861円で2.6%減となり、昨年10月より8カ月連続減少している。

非消費支出は全世帯平均で17万5652円で11.2%増となった。「固定資産税」を支払った世帯が584世帯(前年466世帯)と増加したたため、税金の項目が9.7%と増加した。但し、実際に固定資産税を支払った世帯の支払平均額は減少している。所得税・住民税とも前年より増加した。「私的保険」は、「個人年金」を一括で1000万円以上支出した世帯があり、増加した。

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