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流通経済研究所/中国の大手スーパーと共同で消費者調査

2010年11月08日 / トピックス海外

流通経済研究所は、中国最大手のスーパー聯華超市と協力し、現地消費者の購買行動の把握・分析活動に着手する。

中国の小売店頭における効果的な売場作りや、店頭販促のノウハウ構築を目的とするもの。聯華超市の店舗を訪れた顧客に対し店頭調査を実施し、購買の傾向や意識などに関して把握・分析する。

調査分析にあたっては、上海商学院・顧国建教授の研究協力も得て、来年2月に調査分析の結果を公表する予定だ。

流通経済研究所は、今回調査を足がかりに、中国の流通市場や消費者動向に関する研究活動を強化し、中国市場に関心のある日本企業の参画を募り、「共同研究プロジェクト」を来年3月に発足する計画だ。

分析データを基点とし中国消費者の消費動向を研究するほか、現地店舗を視察・研究したり、現地有識者を交えて中国小売業の動向を共有するなどの活動をするという。

中国の大手小売業・研究者と、日本の研究機関が共同して、現地店頭で消費者調査を展開するのは、珍しい試み。

調査概要
調査実施エリア:上海市内のスーパー「聯華超市」計4店舗
調査サンプル数:1600人(予定)
調査時期:2010年11月後半
研究協力:上海商学院顧国建教授
調査手法:店頭でのインタビュー、アンケート調査

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