流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





大日本印刷、城北宣広/電子チラシ配信サービス実証実験

2011年06月02日 / IT・システムトピックス

大日本印刷(DNP)と城北宣広は6月2日、家庭内の情報端(Android搭載端末)向けにプッシュ型で電子チラシや広告などを配信するサービス「チラシ直送便PLUS」を開発し、6月30日より実証実験を実施すると発表した。
<チラシ直送便PLUSの概要>20110602dnp.jpg
チラシ直送便PLUSは、新聞折込チラシを電子化し、毎朝、各家庭の専用タブレット端末に配信するサービス。DNPは、この電子チラシを配信・閲覧するためのシステム開発と運営を担当し、城北宣広は、一次広告代理店として電子チラシ広告の販促などの営業を担当する。
実証実験は、6月30日から11月30日(予定)まで実施される「eoスマートリンク」の試験サービスにあわせ、大阪府北摂エリア5市(豊中市、池田市、吹田市、茨木市、箕面市)でモニター500世帯を対象に実施する。
サービスの利用は、「eoスマートリンク」の中の「チラシ直送便PLUS」のページで郵便番号を登録するだけで、周辺店舗の電子チラシが毎朝配信される。生活者は、見たいチラシをタッチパネルの簡単な操作で、選択・閲覧することができる。
新聞購読率の低下や家庭へのタブレット端末の普及が見込まれる中、さまざまな販促情報を商圏顧客に効果的に配信できる新たな広告配信モデルとして事業化を目指す。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧