流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





介護食市場/2011年は1036億円の見込み

2011年09月12日 / トピックス

富士経済は9月9日、国内の高齢者向け食品市場と介護食品市場の調査を発表し、2010年の介護食市場は978億円で、2011年は1036億円となり、1000億円を突破する市場となる見込みという。
5月~7月にかけて、施設給食、宅配、小売、卸における高齢者向け食品の動向と介護食品市場について調査を実施したもの。今回の介護食市場は、流動食、やわらか食、栄養補給食、水分補給食、とろみ剤・固形化補助剤(とろみ剤)を対象とした。
2010年は市場の70%弱を流動食が占めており、とろみ剤が10%強、やわらか食と栄養補給食が10%弱と続いた。2021年には流動食が60%に落ち、やわらか食と栄養補給食が15%に上昇するが、とろみ剤は2010年と同水準にとどまると予測した。
■国内の高齢者向け食品市場と介護食品市場調査http://www.group.fuji-keizai.co.jp/press/pdf/110909_11085.pdf

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧