コカ・コーラ/新ブランド「ザ・タンサン」誕生、炭酸カテゴリー強化
2018年02月07日 13:30 / 商品
日本コカ・コーラは2月7日、2018年炭酸カテゴリー戦略発表会を開催した。
ホルヘ・ガルドゥニョ社長は、「昨年当社は、炭酸カテゴリーにおいてイノベーションを起こし、好調に推移した。ブランドの顔ともいえるパッケージの強化、トクホなど高付加価値商品の開発、スマホアプリのコーク・オンなどによるデジタル化を推進。2018年も既存ブランドの拡充、新ブランドの投入により、さらなる成長を目指す」と述べた。
拡大し、多様化する炭酸市場の中で、2017年の同社炭酸カテゴリーでは、既存のコカ・コーラ、ファンタ、カナダ・ドライなどが着実に成長した。
特定保健用食品(トクホ)の「コカ・コーラ プラス」といった高付加価値商品も、売り上げ増に寄与した。
また、季節に合わせたキャンペーン、コカ・コーラスリムボトルの地域限定バージョンなどが好評を得た。
2018年は、さらなる成長の起爆剤として、3月26日、「カナダドライ」ブランドから、強炭酸水「ザ・タンサン・ストロング」、国産レモンエキス入りの「ザ・タンサン・レモン」(ともに希望小売価格税別121円)を発売する。
日本コカ・コーラ史上最高のガスボリュームによる、強い刺激とキレのあるおいしさにこだわり、ストレートで飲むことを想定した強炭酸水。
コカ・コーラシステム独自の厳しい基準で管理することにより、水だけでなく、炭酸ガスをフィルターに通す装置を採用し、炭酸の泡までろ過を重ねて磨き上げて、徹底的においしさを追求した。
主要ターゲットは30~40代男女。水や甘みのある炭酸など、幅広いジャンルからの顧客の流入獲得を目指す。
それぞれ内容量は490ml。
また、2018年炭酸カテゴリー戦略について、和佐高志・炭酸、エナジー、ジュース&NGP担当副社長は、「既存ブランドと新商品のバランスを取りながら、ともに伸ばしていく。コカ・コーラは、自宅での飲用を促進する『ウチのコークは世界一』キャンペーンを継続。メインキャストとして綾瀬はるかさんを引き続き登用する」と説明。
さらに、「コカ・コーラ史上初のトクホとなるコカ・コーラ プラスのパッケージを3月26日リニューアルし、日常の食事シーンをより楽しく、よりおいしくすることを伝える新キャンペーンも開始する。日本60周年を迎えるファンタも、人気のグレープなどをよりおいしく刷新する」としている。
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