バロー/おにぎりをリニューアル、「振り塩製法」を採用

2018年03月12日 12:10 / 商品

バローグループの総菜会社中部フーズは3月12日、グループ各店で販売する「手巻きおにぎり」「こだわりおにぎり」の製法を変更しリニューアルした。

<手巻きおにぎり鮭(85円)>
手巻きおにぎり鮭(85円)

おにぎりの製法について、白飯を炊き上げておにぎりに成型した後で塩を振り掛ける「振り塩製法」に変更した。製法の変更と併せて、使用する塩も旨味の強い兵庫県赤穂の塩に変更し、塩本来の味わいが感じられるおにぎりに仕上げた。

これまでは、白飯を炊き上げた後、塩水を全体的にかけて攪拌かくはんした塩飯でおにぎりを製造していた。

<こだわりおにぎり熟成明太子(138円)>
こだわりおにぎり熟成明太子(138円)

今回の変更により、自社がこだわってきた米と塩のそれぞれの旨味を感じてもらえるほか、両者が口の中で交わることで、美味しさをより一層感じてもらえるという。

「手巻きおにぎり」は、鮭・和風ツナマヨ・からし明太子・まろやか梅干・北海道産昆布・あさりしぐれ・鰹おかか・玉子かけご飯、合計8種(税別各85円)を販売。

「こだわりおにぎり」は、紀州南高梅・唐揚げ(各98円)、熟成明太子・天むす(各138円)、紅鮭切身・黒毛和牛しぐれ(各148円)、合計6種類を販売する。

販売店舗は、スーパーマーケットバロー241店、食鮮館タイヨー16店、V・drug298店。

現在、店頭で販売しているおにぎりは、主に「58円」、「85円」、「98円以上」の3つの価格帯で構成している。

使用する具材は、鮭、ツナ、梅などのベーシックなものに加え、季節限定などの特定のコンセプトを持つものがある。

価格帯の違いは具材の違いによるもので、主原料である米の品質に違いはない。

「米の美味しさこそがおにぎりの価値」と考え、単一産地単一品種にこだわり、年間契約栽培の福井県産コシヒカリを使用している。

現在使用する福井県産コシヒカリ(29年度産)は、一般財団法人日本穀物検定協会の食味試験(C→B→A’→A→特Aとランキング決定)で、最上位の特Aに認定されているという。

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