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バドワイザー/キリンのライセンス生産終了、ABIJが「KING OF BEERS」再訴求

商品/2019年02月21日

アンハイザー・ブッシュ・インベブ・ジャパン(ABIJ)は2月21日、都内で「Budweiser(バドワイザー)」ブランドリニューアル発表会を開催した。

<バドワイザー>
バドワイザー

アンハイザー・ブッシュ・インベブ(ABI)は世界大手の酒類メーカーで、日本国内では、メキシコ「コロナ」、ベルギー「ヒューガルデン」、米国・シカゴのクラフトビール「グースアイランド」を展開している。

「バドワイザー」は、キリンビールが日本国内でのライセンス生産・販売を行ってきたが、2018年12月末にライセンス契約を終了した。

2019年1月1日から、日本国内事業をABIJが引き継ぎ、「バドワイザー」を輸入・販売している。瓶製品・缶製品は米国製造で、樽製品は韓国で製造している。

<榎本ディレクター>
榎本ディレクター

ABIJの榎本岳也コマーシャルディレクターは、「2019年からABIJがバドワイザーを展開するにあたり、ターゲットを20~30代の若者に再設定した。日本国内で、バドワイザーは80年代、90年代に認知度が高まり全盛期を迎えていたと思う。KING OF BEERSをキーワードに若者のライフスタイルに寄り添うブランドメッセージを発信していきたい」と語る。

ABIは、プレミアムビールの販売に注力しており、2018年の日本国内販売実績は、「コロナ」(前年比32%増)、「ヒューガルデン」(12%増)、「グースアイランド」(611%増)となり、企業全体でも2ケタ以上の成長となった。

国内ビール市場は低迷している中で、成長できたことで、プレミアムビールに大きな手ごたえを感じているという。

「バドワイザー」は世界的にも日本国内でもカジュアルな定番ラガービールとして定着しているが、「バドワイザー」を楽しむシーンや世界感を訴求することで、プレミアムなイメージを形成したいという。

定番価格帯のビールとしてバドワイザーは販売されきたため、現時点では、大きく価格帯を変更する予定はない。

2019年の販売促進施策として、4月以降に、ウェブ、雑誌、SNSなど複数のメディアをミックスした大規模なブランド訴求を実施する予定だ。

従来型のTVCM型ではなく、ブランドの世界観を打ち出すニュース性のある情報発信をすることで、新しくなったバドワイザーを再訴求する予定だ。

斎藤太一バドワイザーブランドマネージャーは、「バドワイザーは新たにライフスタイルをブランドメッセージに取り入れた。若者が寄り添う、ファッション、アート、音楽と共に、バドワイザーを楽しむライフスタイルやシーンを提供したい。そのために8月以降のイベントも検討している。体験型イベントを通じて、バドワイザーブランドを再訴求する」と述べている。

ABIは、日本国内市場を重要市場の一つと位置付けている。

日本法人となるABIJは2015年に設立しており、ABIがコロナビールを製造するメキシコのグルポ・モデロを完全子会社化したことに伴い、2017年にモリソン・クアーズから、「コロナビール」の日本国内での販売・マーケティングを含む権利をABIJに移管した。

また、ABIは2017年末を持って、アサヒビールに付与していた「ヒューガルテン」「ステラ・アルトワ」「レフ」ブランドの販売・マーケティングを含む国内での権利を、ABIJに移管している。

世界的なビールブランドの再編を背景に、日本国内での販売権の再編・集約を進めており、2019年は「バドワイザー」「コロナ」「ヒューガルテン」「グースアイランド」の4ブランドを中心にマーケティング活動を行うという。

■バドワイザー
https://www.budweiser.jp/

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