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伊藤忠食品/動画販促、新冷凍技術など提案「FOODWAVE 2019 TOKYO」

2019年06月12日 15:30 / 商品

伊藤忠食品は6月11日、12日、東京国際フォーラムで「FOODWAVE 2019 TOKYO」を開催した。

東日本エリアの取引先を対象とした総合展示会で、今年のテーマは「CHALLENGE FOR INNOVATION」で、サブテーマは「新しい価値の創造」とした。

出展社数は、コマ出展19社、商品展示78社、メディア放映26社で、来場予定者数は2日間で約3000人を予定している。

<ライブコマース提案>
ライブコマース提案

2020年にスタートする5G(高速・大容量)通信時代を見据え、レシピ動画メディア「DELISH KITCHEN(デリッシュキッチン)」を運営するエブリーのサービスを提案した。

デリッシュキッチンを活用したリテールサポートプログラムのほか、エブリーとKDDIが共同運営するライブコマースの「CHECK(チェック)」を紹介。

会場内に設置した撮影スタジオから、リアルタイムで配信・販売し、実際の販売スキームや視聴者とのインタラクティブな会話を見せ、メーカーや小売業への出店を呼びかけた。

伊藤忠食品が展開するECサイト「食べマート」とチェックが連携し、生配信・販売も行った。

<コンフェックスゾーン>
コンフェックスゾーン

昨年、ヤマエ久野とともに設立した合弁会社「ワイ&アイホールディングス合同会社」が出資している菓子卸のコンフェックスのコーナーを設置。

コンフェックス社が取引のない販路への新規提案や「商品」「営業」「物流」面での協業方針を紹介した。

<凍眠市場の展示>
凍眠市場の展示

業務用・低温では、冷凍システムを開発するテクニカンが開発した液体凍結機「凍眠」を活用した生鮮冷凍品を「凍眠市場」商品ブランドとして提案した。

凍眠は、通常の冷凍と比較してドリップが約10分の1日と少なく、生の鮮度を再現できるのが特徴となっている。

冷凍食品のマイナスイメージを払拭し、「凍眠市場」だからおいしい、鮮度ある、売場展開を目指す。

そのほか、オリジナルギフト提案、東京オリンピックに向けた観光・インバウンドに対応した、おみやげ需要にも対応する商品を集めた「日本セレクション-Tokyoいちば-」や、味覚センサーで分析したワインや日本酒の味わいに基づいて、商品をすすめる新しい酒類売場の提案などを行った。

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