流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





伊藤忠商事/マーケットインの発想へ転換「第8カンパニー」新設

2019年06月12日 15:40 / 経営

伊藤忠商事は6月12日、第8カンパニーを7月1日付で新設し、現行の7カンパニーを8カンパニーに編成とすると発表した。

新組織は、従来の商品基軸による部・課を設けず、「マーケットインの発想」に則した機動性の高いアメーバ的組織体制を新たに導入するとともに、今まで以上に若手にチャレンジ機会を付与する人事制度の活用など、組織と人材の更なる活性化を推進する場となる。

新たな取り組みを通じて、「マーケットインの発想」への転換、組織と人材の更なる活性化を全社に展開し、更なる企業価値向上を目指す。

現在、消費者の嗜好や購買チャネルが多様化し、対面業界が過去に例を見ないスピードで変化する経営環境下、ECビジネスなどでは商品が多岐に亘り、従来からの「プロダクトアウト」による商品・タテ割り組織だけでは適切な対応が困難な状況にある。

この課題に対応するため、既存の7カンパニーから多様な知見・経験を有した人材を選抜し「第8カンパニー」を新設した。

生活消費分野に強みを有する伊藤忠商事のさまざまなビジネス基盤を最大限活用し、市場や消費者のニーズに応える「マーケットインの発想」により、新たなビジネス・客先の開拓を目指す。

第8カンパニープレジデントには、食料カンパニーエグゼクティブバイスプレジデント兼食品流通部門長兼CP・CITIC戦略室を務める細見研介執行役員が就任する。

関連記事

経営 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧