デリッシュキッチン/店頭でレシピ動画放映「リテールサポートプログラム」
2019年06月12日 15:20 / 販促
エブリーはこのほど、レシピ動画サイト「DELISH KITCHEN(デリッシュキッチン)」で、店頭販促を支援する新サービス「リテールサポートプログラム」の本格展開を開始した。
リテールサポートプログラムとは、スーパーなどの店頭で、いつもの嗜好からレシピや食材の自動レコメンドによる効率的な買い物体験や非日常の購買体験を提供する魅力的な売場づくりの両面を支援する新サービス。
20~40代の女性を中心に1500万ダウンロードを超えた動画レシピアプリ「デリッシュキッチン」を活用して、WEBチラシ、レシピ動画を配信するほか、レシピを完成させるために必要な素材を、導入企業のネットスーパーと連携して購入できる仕組みを提供する。
2018年10月からライフコーポレーションと本格的に提携し事業化をはじめ、2月末時点でライフ全店(269店)が、デリッシュキッチンの店頭デジタルサイネージを導入している。
これまでに平和堂、マックスバリュー東海など数十社が、リテールサポートプログラムを導入している。
店頭では、店頭サイネージによる動画レシピの放映、レシピカードの配布を行うほか、店頭顧客動向調査なども行う。
デリッシュキッチンは、全レシピを管理栄養士が監修していることが特徴で、毎月1000本以上の動画を追加し、レシピ動画本数は累計で2万4000本以上となっている。
SNSフォロワー数は400万人以上、月間総リーチ数1900万以上、月間再生回数は6億1000万回以上で、アプリユーザーの83%以上が20~50代となっている。
新日本スーパーマーケット協会が実施した「消費者調査2014」によると、食料品の購入検討は70%が店頭で行っている。
青果・精肉・鮮魚といった生鮮食料品の購入予定品の決定時期を見ると、購入する生鮮食料品を買い物前に決めている事前計画の状況は、野菜や精肉で約40%、果物や鮮魚で約30%にとどまっている。
年代別では、20代は事前計画の割合が最も高く、30代は事前計画の割合が最も低く、店頭での決定の割合が最も高くなっている。
調査結果から、レシピ提案もオンラインだけでなく、店頭で食材と一緒に行うことで、食料品の購入につながり、販促効果が期待できるという。
あるローカルスーパーでは、豆苗のレシピ動画を店頭サイネージで放映し、レシピカードを配布したところ、実証実験店舗の豆苗のPI値は、非実施店舗対比で190%増加し、販促効果が検証できたという。
また、メーカーとタイアップしたクーポンの配信も実施。クーポンは、どこの店舗で使え、購入レシートを撮影して送付すると、ポイントを付与する運用をしている。
7月からは、LINEと連携するほか、来店者にビーコンを活用してクーポンを配信する新サービスも導入する。
今後も、レシピ動画を活用した販促のほか、レシピカードデータの開発、折込チラシやWEBチラシへのレシピ提供などを通じて、食のフルファネルマーケティングの提供を目指す。
■デリッシュキッチン
https://delishkitchen.tv/
■問い合わせ
エブリー リテールソリューション
ch-delishkitchen-rs@every.tv
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