青山商事/スーツ業界の複雑な価格一新、分かりやすい「新価格」で値下げ
2019年09月25日 14:45 / 商品
青山商事は9月25日、スーツ業界のわかりにくい複雑な価格を一新し、分かりやすい新価格にするため、10月1日から表示価格を改定すると発表した。
メンズスーツ、シャツ、レディス商品全般など、商品全体の約8割で価格改定を実施するもの。
一例として、メンズスーツの価格表示を改定前4万9000円(税別)から改定後2万9000円に、ドレスシャツは改定前4900円から改定後3900円、レディススーツ(上下)改定前2万8000円から改定後2万3000円に値下げする。
店舗販売する一部の商品はすでに改定済みで、9 月30 日の営業終了後にすべての改定が完了する。
スーツ業界内ではビジネスウェアに対する消費マインドの低下や業界内における価格競争の激化などに対応するため、「クーポン半額セール」など、価格訴求の販促施策を積極的に取り入れてきた。
一方で、機能性付加による単価上昇と価格訴求の販促施策が浸透したことなどが重なり、現在の「分かりにくい複雑な価格表示」につながっていた。
近年のオフィスウェアのカジュアル化に加えて、カスタマイズ化やショールーミング化など、世の中の消費行動が大きく変化する中で、青山商事は、スーツ業界のリーディングカンパニーとして、スーツ業界の新しい道筋を示すとともに、よりお客から支持される企業となるための「変革」に取り組む。
今回、変革のはじまりとして、既存のスーツ業界の垣根を越えた新たな競合そして市場も意識し、「分かりやすい」を重視した大規模な価格改定を実施。「クーポン半額セール」などの極端な割引で分かりにくく複雑になっていた価格表示をやめて、「分かりやすく安心できる価格表示」に変更する。
分かりやすい価格表示に加えて、品質、品ぞろえ、さらには実店舗ならではの接客サービスを強化することで、顧客目線に立った店舗運営を具現化し、正々堂々、お客に支持され続ける企業を目指し、生まれ変わるという。
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