カゴメ/自社通販サイトで地方農産物を販売する「農園応援」開始
2016年10月18日 13:00 / 商品
カゴメは10月18日、自社で運営する通信販売事業の中で、新ビジネス「農園応援」を開始した。
地方に眠る特色ある果実や野菜を、カゴメが通信販売ビジネスで築いてきた仕組みを活用して、販売する。
カゴメは1998年に、通信販売事業「健康直送便」をスタート。
「お店では買えない特別なカゴメ」をコンセプトに、野菜ジュースやサプリメントなどを取り扱っており、現在では38万人の顧客、年間約88億円の売上(2015年度)を有している。
新ビジネス「農園応援」では、食において高まる「地域」・「農業」への関心をビジネスチャンスと捉えて、新たな需要と顧客を創造する。
カゴメが全国各地の生産者を訪ね、農産物を目利きし、青果や加工品を「いつ・だれが・どこで・どのように」という物語とともに、紹介する。
第一段階では、「健康直送便」を利用している既存顧客に対し、オンラインショップやメールマガジンで、同事業を案内する。
「農園応援」で初年度に展開する商品は、山形県上山市にある、果樹楽園うばふところの佐藤和愛さんの「ゴールド ラ・フランス(青果)」(2㎏、税別5500円)と北海道余市町にある、水尻農園の水尻宏明さんが栽培したトマトを搾った「北海道余市トマトジュース」(190g×18本、税別4500円)をオンラインショップで販売する。
17年度以降は、取扱い品目を拡大して、展開し、地域生産者と日本の消費者をつなぐことで、地域農業活性化に貢献していく。
■「農園応援」ブランドサイト
http://shop.kagome.co.jp/nouen/
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