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コンビニスイーツ/1回当たり購入金額250円~300円がボリュームゾーン

2022年06月23日 15:30 / 商品

伊藤忠グループのリサーチ会社マイボイスコムは6月21日、9回目となるコンビニスイーツに関する調査結果を発表した。

<2014年以降価格帯が上昇傾向>
2014年以降価格帯が上昇傾向

調査によると、コンビニスイーツの購入者は6割弱。そのうち、月1回以上購入する人は6割だった。1回あたりの購入金額は「250円~300円未満」がボリュームゾーンで、2014年以降価格帯が上昇傾向にあるという。

<月1回以上購入する人は約35%>
月1回以上購入する人は約35%

コンビニスイーツの購入頻度は、コンビニスイーツの購入者は6割弱、男性では5割弱、女性では7割弱だった。月1回以上購入する人は約35%、コンビニスイーツ購入者の6割となっている。

コンビニスイーツ購入者に、1回の買い物でスイーツにかけてもよい金額を聞いたところ、「250円~300円未満」がボリュームゾーンだった。2014年以降、200円未満は減少傾向で、250円以上は増加傾向で購入価格帯が上がっているとしている。

コンビニスイーツで購入するものは(複数回答)、「シュークリーム、エクレア」が36.0%、「ロールケーキ」「プリン、パンナコッタ」が各3割弱、「チーズケーキ」「ヨーグルト」「大福、わらびもち、白玉など」が各2割弱となっている。いずれの項目も女性の比率が高く、「シュークリーム、エクレア」は女性40~60代で5割前後と高くなっている。

コンビニスイーツの購入場面は(複数回答)、「甘いものが食べたいとき」が購入者の69.8%、「食後のデザートとして」「店頭でおいしそうな商品を見かけたとき」が各3割弱、「コンビニに立ち寄ったついでに」が22.5%。

コンビニスイーツ購入者の選定時の重視点は(複数回答)、「味」「価格」に続き、「容量、サイズ」「食感」「色合い・見た目」が各20%台。購入頻度がほぼ毎日・週に3~4日の層では、「価格」より「食感」を重視する人が多かったという。

<購入理由は「いつでも買える」が最多>
購入理由は「いつでも買える」が最多

コンビニスイーツ購入者が、直近1年間にスイーツを買ったコンビニエンスストアは(複数回答)、「セブン‐イレブン」が73.1%、「ローソン」が62.4%、「ファミリーマート」が55.6%。「ファミリーマート」は、過去調査と比べて増加傾向となっている。

四国では「ローソン」「ファミリーマート」「セブン‐イレブン」が上位3位に入った。中部では「ファミリーマート」が2位、北海道は「セイコーマート」が3位。

コンビニエンスストアでスイーツを購入する理由は(複数回答)、「いつでも買える」が購入者の46.7%、「おいしい・おいしそう」が38.4%、「立地がよい・行きやすい」が29.9%。「少量でも買いやすい」は女性や高年代層、「立地がよい・行きやすい」は女性70代で高くなってる。

購入頻度がほぼ毎日・週に3~4回の層では「おいしい・おいしそう」が最多だった。

■調査概要
調査方法:インターネット調査
調査対象:MyVoiceのアンケートモニター
調査時期:2022年5月1日~5月5日
回答者数:1万170人
https://myel.myvoice.jp/products/detail.php?product_id=28607

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