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メルカリ/即時買取サービスをアパレルで開始

2017年11月27日 13:45 / EC

メルカリは11月27日、フリマアプリ「メルカリ」内において、不用品をすぐ現金化できる「即時買取」サービス「メルカリNOW」を開始した。

<メルカリNOW>
メルカリNOW

「メルカリNOW」は、フリマアプリ「メルカリ」内で開始する「即時買取」サービス。手元にある商品のブランドと状態を選択し、スマートフォンのカメラで撮影するだけですぐに査定金額(査定金額の上限は最大2万円まで)が提示される。

<メルカリNOWフロー図>
メルカリNOWフロー図

了承した場合にはその場でお金(売上金)を手に入れることができる(お金に換えた商品は、2週間以内に自宅まで無料で集荷に来る)。

商品の買取は、メルカリグループのソウゾウ(古物商許可番号:第301111706532号/東京都公安委員会)が行う。

買取金額は1日100万品以上の出品がある「メルカリ」の膨大な取引データを利用して査定するため、既存の類似サービスに比べてより納得感の高い金額で、すぐ確実に現金化することができるという。

買取対象の商品カテゴリは、当初はレディース・メンズの服飾品に限定し、今後利用状況を見ながら拡大していく予定。

現在「メルカリ」は全世界のダウンロード数が9000万件(内訳:日本6000万、米国3000万)を突破。既存の顧客からは出品の手軽さや「売れた商品のうち約半分が24時間以内に売れる」というスピード感を支持する声がある一方で、まだご利用されたことのない人からは「忙しいので時間がない」「やり取りをするのが面倒」「売れるまで待ちたくない」という意見もあった。

今回メルカリではこういった多様なニーズに応えるべく、フリマより早く、より簡単にモノを売ることができる「即時買取」サービス「メルカリNOW」を開始。フリマだけではない選択肢を提供することにより、これまで「メルカリ」を利用していなかった層へのさらなる利用促進・認知拡大を図る。

「メルカリNOW」では、偽ブランド品や盗品等の現金化を防ぐため、アイテムをお金に変える際、カメラロールに保存された写真は利用できない仕様となっており、手元にあるもののみ現金化できる。

また、初めて「メルカリNOW」を利用する際、古物営業法に基づき本人確認書類(免許証、健康保険、住民票、パスポート)のアップロードが必要になり、本人確認書類記載の住所においてのみ商品の集荷が可能となる。

売上金の振込時には本人名義の銀行口座の登録が必須になる。なお、未成年は利用できない。

監視体制については、メルカリでは250名以上のカスタマーサポートが365日24時間体制で違反商品の監視・削除や問い合わせ対応を行っている。

手元にない商品や偽造品を現金化されたことが判明した際には、売上金を没収するとともに、「メルカリ」のアカウントの利用制限などを行う場合がある。偽造品・盗品を検知した場合は警察への通報・連携等の協力を行う。

なお、メルカリでは今年8月に「偽ブランド品撲滅への5つの取り組み」を発表している。

■メルカリNOW サービス紹介ページ
https://www.mercari.com/jp/mercari-now/

■偽ブランド品撲滅への5つの取り組み
https://www.mercari.com/jp/authenticity/

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