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スクロール/「届いてから払い」にスマホ決済・キャリア決済追加

2022年07月21日 12:05 / EC

スクロールの子会社で、後払い決済事業を手がけるキャッチボールは7月20日、マルチ決済対応の後払いサービス「届いてから払い」において、4つの決済手段「LINE Pay、d払い、auかんたん決済(au/UQ mobile)、ソフトバンクまとめて支払い・ワイモバイルまとめて支払い」を新たに追加した。

「届いてから払い」とは、ECサイトや通販などでの買い物の際、「商品が届いてから、豊富な選択肢の中から支払い方法を決める」ことができる新しい後払いサービス。従来どおり現金によるコンビニでの支払いや銀行振込、郵便振替のほか、クレジットカード、スマホ決済、キャリア決済での支払いができるのが特徴となっている。

また、荷物の到着やサービスの提供確認がとれた取引の売上は、キャッチボールが100%立替を行うなど、購入者の利便性だけでなく、事業者にとっても安心なサービスだという。

<届いてから払い>
届いてから払い
 
キャッシュレス決済の普及が急速に進む一方で、後払い決済サービスにおいては、現在もコンビニでの現金払いが主流となっている。一方で、2022年秋口に予定されているコンビニ収納代行費用の値上げにより、事業者の負担はさらに大きくなることが予想される。また、購入者からも支払い場所や時間が限られてしまうという声があった。キャッチボールでは、このような課題に対処するため、買い物やサービス提供の満足度向上の貢献を目指し「届いてから払い」の決済方法を拡大したという。

事業者側では、一度にさまざまな種類の決済方法の導入が可能になるため、決済サービス事業者1社1社とのコンタクトが不要になる。また、コンビニ振込票の発行・発送から入金確認、問い合わせ対応や代金回収業務まですべてキャッチボールが対応するので、事業者は売上アップに関わるコア業務に集中できる。さらに、クレジットカード決済、スマホ決済など、商品価格によってはコンビニ収納代行費用より手数料が安価である支払方法の利用を促すことで、コンビニ収納代行費用削減ができるという。

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