スクロール 決算/4~9月営業利益20.1%減、物価上昇や猛暑などで通販苦戦

2025年11月04日 11:10 / 店舗

スクロールが10月31日に発表した2026年3月期第2四半期(中間期)決算によると、売上高425億6900万円(前年同期比4.0%増)、営業利益30億6900万円(20.1%減)、経常利益32億9700万円(19.1%減)、親会社に帰属する当期利益15億3700万円(44.4%減)となった。

スクロール

ソリューション事業の売上高は173億400万円(24.2%増)、セグメント利益は5億6400万円(50.3%増)。

物流代行では、関東圏の物流ニーズの高まりを受け、関東エリア第3の拠点として「SLCつくば」の稼働を開始した。

決済代行では、取扱高が堅調に推移。債権回収および債権管理体制を強化し、貸倒リスクの低減に向けた取り組みを推進している。

マーケティングサポートでは、ソーシャルメディアマーケティング(SNSマーケティング)を主軸に堅調に成長した。

通販事業の売上高は191億7100万円(7.6%減)となり、セグメント利益は26億7600万円(24.1%減)。

食品を中心とした継続的な物価上昇に伴う生活防衛意識の高まりに加え、記録的な猛暑・残暑の影響などにより、売上高が前年同期を下回った。

eコマース事業の売上高は66億4100万円(5.3%減)、セグメント損失は7000万円(前年同期はセグメント利益4100万円)。

2024年度から進めている事業リストラの完遂および新たな収益基盤構築に向けたビジネスモデルの転換を推進している。

通期は、売上高870億円(3.5%増)、営業利益54億円(10.8%減)、経常利益58億円(9.7%減)、親会社に帰属する当期利益31億円(27.4%減)を見込んでいる。

スクロール 決算/4~6月営業利益25.6%減、通販で春物・盛夏物商品が苦戦

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