ライフ／「ネットスーパー」導入100店舗に

2023年03月15日 11:40 ／ EC

関連キーワード
10X
ネットスーパー
ライフ

ライフコーポレーションは3月15日、「ライフネットスーパー」をライフ東有馬店（川崎市宮前区）で開始、同サービスの実施店舗が100店舗となった。

＜ライフネットスーパーのイメージ＞

「ライフネットスーパー」は、店舗で販売している商品をパソコンやスマートフォンから注文し、住まいの近隣店舗から商品を配送、自宅で受け取れるサービス。

また、「ライフネットスーパー」は、10Xの小売ECプラットフォーム「Stailer」を採用し、初のモバイルアプリ版となる「ライフネットスーパーアプリ」を2021年3月に提供開始した。「Stailer」は、「ライフネットスーパー」を提供するライフ全店へ導入完了している。今後拡大する新店舗にも「Stailer」が導入される予定だ。

ネットスーパーでは扱う商品が冷蔵・冷凍・常温に分かれるなど、その複雑性から掲載できる商品数が限定されるのが一般的だが、「Stailer」では商品マスタと呼ばれるシステムに強みを持っており、商品掲載数が最大1.5倍に拡大したという。

ネットスーパー事業の難関の1つである「店舗スタッフの教育」においても、「Stailer」の導入により業務習得期間が短縮。紙ベースかつ目視で行っていたピッキングも、商品を探す時間の短縮・正確性が向上したとしている。

販促関連機能「クーポン管理機能」「バナー管理機能」「レジ前推薦機能」「特集管理機能」の提供が開始されるなど、担当者のイチオシやPB商品をしっかり訴求できるUI・UXを実現、ネットスーパーでは難しかった商品との偶然の出会いを創出している。

さらに、「Stailer」ではスタッフがピッキング作業で使うモバイルアプリで写真撮影が行える機能を提供している。画像がない商品は現場で撮影、トリミング、アップロードまで簡単に行えるようになったことで、画像の掲載率が格段に向上したという。

■ライフネットスーパー
https://www.life-netsuper.jp/

■Stailer
https://stailer.jp/

■ライフの関連記事
ライフ／2月総売上高587億円、既存店売上高1.8％減