ポイント還元事業/店舗情報入力ミス2万件の約9割で修正完了
2019年10月16日 15:50 / 行政
経済産業省は10月11日、キャッシュレス・ポイント還元事業に関する直近の状況を公表した。
中小店舗の還元率・住所・電話番号・決済手段・区分(固定店舗/移動販売/EC)などの店舗情報について、現時点までに確認ができている入力ミス約2万件については、約9割について修正を完了し、地図上に反映した。残りについても、来週中に修正を完了する予定だ。その後、誤りが発覚した場合は、個別に順次修正する。
10月中を目途に、現在ホームページ上にある絞込み検索機能をアプリにも導入する予定。名寄せができず、地図上で同一店舗であるにも関わらず複数のピンが表示される場合がある。店舗からの申請に基づき、11月中旬を目途に名寄せ作業を進める。
最初の1週間(10月1日~7日)のポイント還元金額は、主要の決済事業者を対象にした現時点の試算では、1日当たり平均約8億円、合計約60億円だった。数値は、現時点での試算額であり、今後、精緻なデータに基づき、数値が増減する可能性がある。
引き続き、より多くの中小店舗、消費者の皆様に御利用いただけるよう中小店舗への対応の迅速化や分かりやすい周知などに取り組む。
10月11日時点の事業の対象となる登録加盟店数は、約52万店。10月21日には約61万店になる見込みだ。現在も加盟店の登録を進めており、今後の加盟店審査スケジュールを、キャッシュレス・ポイント還元事業のホームページで公開している。
■キャッシュレス・ポイント還元事業
https://cashless.go.jp/
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