那須塩原市/公共施設包括管理業務委託先に日本管財を選定
2024年11月12日 13:42 / 行政
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栃木県那須塩原市は10月4日、公共施設包括管理業務委託の契約候補者として、日本管財を選定した。
公共施設包括管理は、地⽅公共団体が保有する公共施設の設備点検・修繕業務等を⼀括管理する管理方法。
施設の老朽化が課題となる中、建物や設備に関する保守点検や小修繕といった維持管理業務のマネジメント(契約、履行確認、支払い事務等)のほか、施設の巡回点検等を、施設管理の専門的知見を持つ民間事業者へ包括的に委託し、施設の安全性の向上や効率的な管理を目指す。
民間の技術やノウハウを活用することで、管理品質の適正化、各業務における専門性の向上などが期待されている。
現在、同市は、小中学校や保育園等の教育・保育関係施設の保守点検・警備・清掃等の維持管理業務や修繕業務において、包括的に委託することにより、施設維持管理の質の向上、安全性の確保、建物の長寿命化や業務の効率化を図ることで、市民サービスのさらなる充実と持続可能な公共施設マネジメントの推進を目指している。
今回の履行期間は、2025年4月1日から2030年3月31日を予定している。
日本管財は、現在全国で25件の公共施設包括管理業務を行っており、今回の選定は、栃木県内では初の実績となる。公共施設包括管理は、そこに住む人々の生活や社会基盤となり、地域社会にとって重要な役割を担っている。
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