東芝テック/RFIDショールーム&ラボ「TEC UX Lab」開設
2019年05月29日 16:15 / IT・システム
東芝テックは5月27日、品川区に、お客が体験・体感・検証できるソリューション提案型のRFIDショールーム&ラボ「TEC UX Lab」をオープンした。
製造・物流・店舗それぞれの現場で多様な使い方があるRFIDを一箇所に集め、お客に実際の商品でRFIDの効果を検証し、効果を体験できる施設とした。
最新のRFIDソリューションを、製造~物流~店舗まで一気通貫で実際の利用シーンに合わせて紹介する。
「店舗向け」「物流向け」の2つの分野のソリューションを提案する。
店舗向けソリューションでは、RFID店舗向け業務効率化パッケージシステム、RFIDミラーサイネージ、RFIDスマートシェルフ、RFID防犯ゲート、RFID-POSシステム、RFIDセルフレジなどを紹介する。
物流向けソリューションでは、RFID物流向け業務効率化パッケージシステム、RFIDタグ発行システム、自動搬送型RFIDトンネル式ゲート、ウォークスルー型RFIDトンネル式ゲート、RFIDピッキングカートなどを紹介する。
「体験」「体感」「検証」がキーワードで、東芝テックのRFID製品紹介と共に実際のデモンストレーションを体験しながらRFIDへの理解を深めることができる。
お客の検討内容に応じて、実際の機器と運用例を交えて紹介することで、実際の活用方法をよりイメージしやすくするほか、実際のお客の商品を借りて、RFIDの導入効果を事前検証できるため、お客のRFID導入検討を具体化する。
国内では少子高齢化の影響により人手不足・労働力不足が深刻化しつつある。このような状況に対し、RFIDは検品や棚卸業務の省人化が見込める事から、アパレル業を中心にさまざまな業界で導入が進んでいる。
しかし、RFIDの導入には実際の商品との相性や運用の注意点などの事前検討課題がある。
製造・物流・店舗それぞれの現場でのRFIDには多様な使い方があり、全ての現場の活用を検討するには多くの労力や時間がかかっていた。
このような課題に対して、東芝テックでは、製造・物流・店舗それぞれの現場で活用できる機器を一カ所に集め、お客の実際の商品でRFIDの効果を検証し、効果を体験できるRFIDショールーム&ラボを開設したという。
東芝テック(TEC)のRFIDを、お客に実際に体験(UX:User Experience)してもらい、検証できる場所(Lab)として、「TEC UX Lab」と命名したという。
「TEC UX Lab」の利用方法は、完全予約制で、各企業の営業担当が窓口となる。
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