JR東日本クロスステーション/2026年までに「そばロボット」30店舗に導入
2022年04月20日 14:42 / IT・システム
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JR東日本スタートアップが資本業務提携を行い、JR東日本グループとの連携を進めているコネクテッドロボティクスとJR東日本クロスステーションフーズカンパニー(JR-Cross)は4月22日、新規オープンする「いろり庵きらくそば王子店」に「そばロボット」を導入する。今後も導入を加速し、2026年までにJR-Crossが運営する駅そば店舗30店への導入を目指す。
昨年「そばいちペリエ海浜幕張店」にロボットアームを2本にした「そばロボット」を導入し、生産性の向上や安定稼働に向けたさまざまな検証を行っていた。今回、複数店舗に導入する体制が整ったので、「いろり庵きらくそば王子店」を皮切りに、いろり庵きらくブランドでも導入する。
ロボットアーム2本を活用した「そばロボット」は、生そばの投入から茹でる、洗う、締めるという一連の調理工程を完全自動化することにより、店舗全体の約12時間程度、従業員約1人分以上の作業量を代替することができ、かつ安定したおいしさを提供する。1本目のロボットアームが生そばを番重(仕切り付容器)から取出しテボ(茹で用ザル)へ投入し、その後、2本目のロボットアームにより茹でる、洗う、締めるという一連の調理工程を行う。1時間あたりのそば調理数は150食となっている。
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