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アルコール飲料/3月1位は2カ月連続でアサヒ「生ビール黒生」

2022年04月19日 10:20 / POS分析

マーチャンダイジング・オンが発表した新商品の売上ランキングによると、3月のアルコール飲料の1位はアサヒ「生ビール黒生 缶」350ml、2位は同商品の350ml×6だった。

「アサヒ生ビール黒生」は、1982年に日本初の缶の黒生ビールとして発売した「アサヒ黒生ビール」をルーツとする生ビール。「アサヒ生ビール」の安定供給を優先し、発売を延期していたが、2月15日から全国で発売開始した。同商品は10位に500mlが、20位に500ml×6が入っている。

<アルコール飲料の新商品ランキング>

3位は、「パーフェクトサントリービール」350ml×6。1月25日リニューアル発売した。本格ビールならではの力強い飲みごたえと糖質ゼロによる爽快な後味が楽しめる商品。上質で深いコクが特長のダイヤモンド麦芽を1.3倍に増量し、その魅力を引き出すことでビールらしい飲みごたえをさらに強化したという。

5週間以内に発売した商品は、4位サントリー「ほろよい さくらんぼロゼ」350ml、6位サッポロ「濃いめのレモンサワー濃いまま5度」350ml、9位サントリー「翠ジンソーダ」350ml、11位キリン「氷結 ゆずレモン」350ml、17位サントリー「こだわり酒場のレモンサワー濃い旨」350mlがランクインした。

4位サントリー「ほろよい さくらんぼロゼ」350ml(希望小売価格税別141円、アルコール度数3%)は3月8日発売。さくらんぼの甘酸っぱい味わいが特長。ワインをアクセントに加えることで、味わいの広がりや余韻を高めたという。

6位サッポロ「濃いめのレモンサワー濃いまま5度」350mlは、しっかりすっぱいレモン味濃いめはそのままに、甘くなくて爽やかな飲み口を実現した。アルコール5度にしてお酒の味わいを抑え、甘さも控えめにすることで濃いレモン味を楽しめる。

9位サントリー「翠ジンソーダ」350ml(希望小売価格税別175円、アルコール度数7%)は、3月22日発売。「翠(SUI)」は、伝統的なジンの8種のボタニカルに加え、柚子・緑茶・生姜という3種の和素材を使用した、日常の食事に合う爽やかな味わいのジン。同商品は、2020年3月の発売以来好評で、約3.5万店の料飲店、約4.8万店の小売店で取り扱っており、2021年の販売数量は対前年136%増と大きく伸びた。今回は、「翠ジンソーダ」のすっきり飲みやすい味わいを缶容器で実現し、「翠(SUI)」同様のブランドロゴや色合いで同じ世界観を缶のパッケージに表現した「翠ジンソーダ缶」が登場している。

11位キリン「氷結 ゆずレモン」350ml(オープン価格、アルコール度数5%)は、3月8日発売。ゆず特有の爽やかさと、ベースのレモンが調和した爽快な果実感が楽しめる味わい。

17位サントリー「こだわり酒場のレモンサワー濃い旨」350mlは、3月15日発売。3種のレモン原料酒で仕込むことで濃いレモンの味わいが楽しめる、アルコール度数6%の新商品となっている。

新商品ランキングは、マーチャンダイジング・オンが提供するRDS-POSを活用し作成した。

RDSとは、食品・日用品を中心に取り扱い、POSシステムを導入している全国の小売業(総合スーパー、食品スーパー、コンビニエンスストア、ドラッグストア等)からPOSデータを収集、整備、データベース化したもの。

新商品の定義は、過去半年(26週)以内に発売された商品。これまでに実績のないJANコードで過去半年以内に初めて売上実績が上がった商品を新商品と定義した。

ただし、パッケージ変更やリニューアルなどでJANコードが変更されることがあるため、見覚えのある新発売ではない定番商品も新商品ランキングに含まれる。

売上は、最新4週間の全国での100店舗当たり販売金額を基準とした。最新の5週間以内に発売された商品には☆印を付け、最もホットで売れている商品を紹介している。

■RDSについて
小売業:https://www.mdingon.com/services/new_rds/

メーカー・卸業:https://www.mdingon.com/products/market_pos/

注:マーチャンダイジング・オン社提供のRDS-POSデータ分析については、記事、写真、図表などを複写、転載などの方法で利用することはできません。

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