ビオセボン/赤坂にイートイン併設の7号店を出店
2018年11月09日 16:50 / 店舗レポート
ビオセボン・ジャポンは11月9日、港区赤坂に「Bio c’BON(ビオセボン)赤坂店」をオープンした。
ビオセボンは、フランス発のオーガニックスーパーマーケットで、2016年12月に1号店となる「麻布十番店」をオープンしている。
2018年上期に「中目黒店」「外苑西通り店」「新百合ヶ丘店」をオープンしており、下期は5店舗程度の出店を予定している。
2020年に向けて、オーガニックをより身近に感じてもらうために首都圏を中心に積極的な出店をする一環で赤坂店は7号店となる。
10月26日にイオンスタイル碑文谷碑文谷別館1階に「碑文谷店」、11月1日に東武百貨店池袋店プラザ館地下2階に「東武池袋店」を出店している。
12月14日に横浜・元町に初の2フロア店舗として「横浜元町店(仮称)」をオープンする計画で、来年2月に1店舗を出店する予定だ。
店舗数の増加に伴い、新しい商品の導入を積極的に進めており、赤坂店からはココナッツミルクを使用した植物性のヨーグルトを導入した。
ビオセボンの標準的な店舗面積は約260m2で、取り扱いアイテム数は2500、商圏は500m圏で1万人・6000世帯以上を想定している。
赤坂店の店舗面積は約200m2でやや小ぶりな店舗のため、取り扱いアイテム数は約2200に絞り込んだ。
部門別アイテム数は、青果220、鮮魚・精肉90、国内グロサリー400、酒70、デイリー80、輸入グロサリー740、冷凍食品60、ウェルネス(ベビー・化粧品)350など。
ビオセボンは1号店をオープンして以降、商品の見直しを順次進めており、国内グロサリーの取り扱いを拡大している。みそ、しょうゆ、ポン酢、だし、鍋つゆなどの調味料を充実させた。
季節商材として、留め型商品として鍋つゆを導入したほか、餅もそろえた。
即席ラーメンといった簡便商材もそろえており、簡単に作れる料理でもオーガニックにこだわりたいというニーズに対応する。
近年、注目を集めているグルテンフリー商品も注力した。グルテンとは小麦粉などに含まれるたんぱく質のことで、小麦粉を使用しない商品。
レンズ豆、ひよこ豆、グリーンピース、トウモロコシなどを使用した、ショートパスタやペンネなども販売する。
米粉を使用したパンもそろえ、小麦アレルギーをもつ人でもパンを楽しめるようにした。
子育てをきっかけに、子どもに健康に配慮した食品を食べさせたいとオーガニックに興味をもつお客さんも多く、ベビーフードの品ぞろえも強化している。
赤坂はオフィス街であると同時に、住宅もあるため、ベビー用品のニーズも見込めるという。
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