ワイズマート/ららテラスTokyo-Bay店オープン、年間売上12億円目指す
2023年11月29日 14:25 / 店舗レポート
ワイズマートは11月29日、JR南船橋駅前のライフスタイル型商業施設「三井ショッピングパーク ららテラスTOKYO-BAY」(千葉県船橋市)に新店舗をオープンした。
<店舗外観>
目標売上高は年間12億円で、取扱商品数は約8000SKU、構成比は生鮮60、グロサリー40。約648m2の店内には、鮮度抜群の刺身、お買い得品が毎日並ぶ肉コーナー、チーフ自ら市場で買い付けてくる野菜・果物を用意した。手作り総菜や店内製造の寿司なども豊富に取り扱う。
<サイネージを活用>
新店舗について、吉野文雄 常務 営業本部長は「商圏を調査したところ、『ペリエ稲毛海岸店』(千葉市美浜区)に近い環境だと分かり、同店を参考に取扱商品・単価を模索中だ。船橋市にはドミナント出店しており、既存店から大きく変えずに新しいものを少しづつ取り入れていく。初のショッピングセンター出店で、三井さんの集客力による売上の上振れも期待している」と話す。
ワイズマートは約500m2の店舗が多いという。新店は比較的広く、フルライン型で作業場も配置した。最近の店舗では紙のPOPからデジタルサイネージに変えている。3連サイネージの導入は初めて。最初のコーナーを曲がった箇所に配置することで訴求力を高めた。
<総菜コーナー>
総菜コーナーには、店内で揚げたての食品が豊富に並ぶ。中でも一押し商品は「国産豚肉と玉ねぎを使った浦安☆メンチ」(税別178円)だ。創業の地「浦安」にちなんだ商品をほかにも開発しているという。
<こだわりの「浦安メンチ」>
メンチカツについて、吉野常務は「通常のメンチと比べてかなり粗挽きにすることで肉汁が出るようにした。センターで1から成型した挽肉を冷凍し、各店舗でつなぎを一切使わずパン粉を付け、10分以上揚げることでサクサクになる。玉ねぎにもこだわり、食べ比べた結果、北海道産が一番だった」と説明した。
店内のサイネージでは、メンチカツの製造工程・こだわりも放映している。
<インストア加工に注力>
生鮮では、インストア加工に注力しており、アウトパック商品はほとんどないという。
<鮮魚コーナー>
鮮魚コーナーでは、バイヤーが豊洲で買い付けした新鮮な魚が並ぶ。寿司は全て店内で手作りした。
<青果も充実>
青果コーナーでは、こだわりを持って仕入れた水耕栽培レタスや千葉県産の江戸菜など、バイヤー厳選の商品を取りそろえた。
<日配品コーナー>
日配品では、冷凍食品も豊富にラインアップし、窯焼きピッツァや外食チェーンの味を楽しめる。
<セルフレジの様子>
店内のレジは、通常レジ1台、セミセルフレジ2台と会計機4台、セルフレジ14台で、スムーズに会計できる。三井ショッピングパークポイントにも対応した。
■ワイズマート ららテラスTokyo-Bay店
所在地:千葉県船橋市若松2-2-1 N101区画
営業時間:9時~22時
TEL:047-436-8916
開店日:2023年11月29日
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