虎ノ門ヒルズ/高感度な「食」中心に27店舗新規オープン
2024年01月15日 14:31 / 店舗レポート
森ビルは1月16日、「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」(東京都港区)に高感度な飲食店など27店舗をオープンする。15日報道向け内覧会を開催した。
エリア最大級のダイニングフロア(4階/約1500m2/20店舗)、広々とした空間にテラス席も備えた2階の大型飲食店舗(2階/約680m2/2店舗)、日常の買い物も楽しめる食物販と飲食のフロア(地下1階/約860m2/4店舗)が登場。これら店舗の追加により、「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」の商業施設部分は、地下2階~地上7階、約1万1200m2、約70店舗となった。
駅直結のステーションアトリウム(地下2階)に直結で、街のサードプレイスを目指す「T-MARKET」(全27店舗)に居酒屋「Uke」が最後の1店舗として出店する。
<Uke>
※虎ノ門ヒルズ ステーションタワーPR事務局提供写真
地下1階には、こだわり食材を扱うスーパーマーケット信濃屋と人気のワインレストランが複合した新しい業態「cask/W TORANOMON」がオープンする。
フードマーケットとレストランが融合した複合業態で、オフィスのランチ需要に対応したホットミールが登場。好みの総菜とご飯(白米・玄米)などを組み合わせ、温かい食事をテークアウトできる。総菜・弁当のほか、日本各地のこだわり食材、仕事中でもつまみやすい菓子類、ドリンク、世界各国の厳選されたアルコールを販売する。
レストランエリアは、caskで購入したアルコール、ソフトドリンクをすべて持ち込み料を払えば、店内で楽しめるBYO(Bring Your Own)方式を採用した。
また、昼は自家焙煎のコーヒー、夜はクラフトビールをメインに提供する「Espresso D Works虎ノ門」が出店する。
2階には、開放的なテラス席を63席用意した「THE GRILL TORANOMON」がオープン。ランチ1500円から、ディナー7000円より楽しめるオールデイダイニングとなる(店内114席、個室1)。
米とお茶にこだわり、日本全国からセレクトした和食ダイニング「日常茶飯時」(店内80席、個室2、テラス席20席)もそろう。
4階は虎ノ門エリア最大級のレストランフロアとして、個性豊かな全20の専門店が集結する。
グラス一杯からでも気軽に楽しめるカジュアルな店舗、落ち着いた雰囲気の個室で家族やパートナー、ビジネスクライアントと会食にも対応した店舗などジャンルも価格帯も幅広くそろえた。
ミシュランクオリティーの中華をカジュアルに楽しめる関東初出店の「中華バル サワダ」(50席、半個室3)、「鮨 おにかい×2」(12席)、モツを中心にしたビストロ「CentGrammes Charbon」などがオープンする。
そのほか赤肉やワインを組み合わせた「焼肉山水」、立ち寄りやすい価格帯の「餃子マニア」、PLEINグループの新業態、カジュアルカウンターフレンチ「BRASSERIE by plein」といった店舗が出店する。
なお、「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」には2月29日、ベイクルーズグループ東京初の複合業態「SELECT by BAYCREW’S」がオープンする予定だ。
自転車好きに愛され続ける名古屋の老舗「Circles」が東京初出店。新規フットウェア業態の「Herringbone」、ウィメンズのヴィンテージデニムにフォーカスした「THENIME」、ホットドッグスタンドを併設したジャンルレスなスーベニアショップ「THE STAND fool so good(s)」などに加え、ベイクルーズ初となるアートギャラリースペースを運営する。
4月15日に、ジム・温浴・サウナ・メディテーションなどが一体となった総合ウェルビーイング施設「CARAPPO」(2000m2)も登場する。
取材・執筆 鹿野島智子
■虎ノ門ヒルズ ステーションタワー
所在地:東京都港区虎ノ門一丁目、二丁目の一部
施行区域面積:約2.2ha
延床面積:約25万3540m2
オフィス面積:約10万7000m2
店舗面積:約1万1200m2
店舗数:約70店舗
ホテル客室数:約205室
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