日本フードサービス協会/2017年の売上は3.1%増、3年連続で増加
2018年01月30日 13:00 / 月次
- 関連キーワード
- ファミリーレストラン
日本フードサービス協会が発表した2017年年間の外食産業市場動向調査によると、2017年の外食全体の売上は3.1%増と3年連続で前年を上回った。
外食需要は、10月に台風や長雨などの天候不順で伸び率が縮小したものの、年間を通して堅調に推移した。
引き続き「ファーストフード」(特に洋風)の好調に加え、昨年伸び率が一服していた「ファミリーレストラン」が再び拡大(特に焼き肉)、「パブレストラン/居酒屋」は下げ止まり傾向となった。
業態別の売上では、「ファーストフード」(4.6%増)は2年連続、「ファミリーレストラン(1.5%増)、「ディナーレストラン」(4.5%増)、「喫茶」(2.6%増)、「その他」(4.0%増)はそれぞれ6年連続して前年を上回った。
一方で「パブレストラン/居酒屋」(1.0%減)は9年連続して前年を下回ったものの減少率は縮小した。
四半期動向では、全体の売上は、全ての期でおおむね3%前後のプラスで推移した。
業態別では、昨年に続き「ファーストフード」が全ての期で大きくプラスとなった他、「ファミリーレストラン」も全ての期で前年比プラスとなった。
これまで不調であった「パブレストラン/居酒屋」も第Ⅱ四半期には前年比プラスとなった。
全体の店舗数は、前年はマイナスだったが、2017年は全四半期を通して前年比プラスで推移した。
業態別では、「ファーストフード」「ファミリーレストラン」「喫茶」は、それぞれ全ての期で前年を上回ったが、「パブレストラン/居酒屋」は全ての期で前年を下回った。
「ディナーレストラン」は徐々に店舗増加率を縮小し、第4四半期は前年比マイナスとなった。
全体の客数は、全ての期で前年を上回ったものの、第4四半期は伸び率が縮小した。
業態別にみると、「ファーストフード」「ディナーレストラン」で全ての期で前年比プラスとなる一方、「パブレストラン/居酒屋」、「ファミリーレストラン」では前年を下回る期も見られた。
全体の客単価は、全ての期で前年を上回り、後半に掛けて上昇率が増加した。
業態別にみると、前2か年に大きく上昇した「ファーストフード」の伸び率が一服する中、「ファミリーレストラン」では再び上昇の傾向が見られる。
一方、「パブレストラン/居酒屋」は全ての期で前年を下回った。
月次 最新記事
一覧最新ニュース
一覧-
- 賃上げ2024/ゲンキー正社員平均5%アップ
- 04月26日
-
- ニトリ/中国95店舗目「福州倉山愛琴海店」オープン
- 04月26日
-
- ゲンキー/7~3月は営業利益36.5%増、生鮮食品を強化
- 04月26日
-
- 東急ストア/3月の売上高172億円、既存店3.1%増
- 04月26日
-
- 鼻炎用薬/1月~3月1位は久光製薬「アレグラFX」
- 04月26日
-
- GU/今春、全国に18店舗オープン
- 04月25日
-
- イオン琉球/新オンラインショップオープン1万点展開
- 04月25日