ラーメン・カレー・定食/1月既存店売上いきなり!ステーキ2割減
2019年02月26日 14:00 / 月次
ラーメン・カレー・定食8社が発表した1月の月次営業情報によると、既存店売上高は王将フードサービス4.5%増、幸楽苑4.2%増、壱番屋2.1%増、大戸屋0.2%増となった。
一方、トリドールホールディングス2.6%減、リンガーハット1.2%減、ハイデイ日高1.0%減、いきなり!ステーキ19.5%減と明暗を分けた。
■トリドールホールディングス(2018年3月期:売上高1165億円)
既存店の売上高2.6%減、客数5.3%減、客単価2.9%増。
全店の売上高3.7%増。
1月は出店3、退店0、合計991店。
丸亀製麺は、前月に引き続き「満福かに玉あんかけ」を販売したほか、29日から「鴨すきうどん」などを販売する「鴨うどん祭」を開催。
同日から「ここのうどんは、生きている。」をメッセージとした新テレビCMを放映するなど、引き続き売上・来客数増に向けた施策を実施した。
また、16日からは、昨年好評であった「#丸亀製麺学割」キャンペーンの内容をさらに充実させ「#丸亀製麺学割クーポンフェス」として開始したほか、新CMに伴い「ここのうどんは、生きている。」キャンペーンなど、新たな施策を行った。
■王将フードサービス(2018年3月期:781億円)
既存店の売上高4.5%増、客数6.3%増、客単価913円(1.8%減)。
全店の売上高6.4%増、客数8.3%増、客単価912円(1.8%減)。
1月は出店1、退店1、1月末で728店舗。
1月は、これまで継続している下記の取組みと新たな販促「年末年始 お客様感謝キャンペーン」が評価され、客単価はキャンペーンで配布した割引券の回収により、下がったが、客数は大きく増加した。
なお、直営全店売上高は20カ月連続して前期同月比売上伸率100%を上回り、また、同月比過去最高売上は昨年2月より12カ月連続して更新している。
■リンガーハット(2018年12月期:456億円)
既存店の売上高1.2%減、客数3.4%減、客単価2.3%増。
全店の売上高2.7%増、客数0.3%増、客単価2.4%増。
出店0、退店3、1月末全店794店。
■ハイデイ日高(2018年2月期:406億円)
既存店の売上高1.0%減、客数3.3%減、客単価2.4%増。
全店の売上高1.4%増、客数1.6%減、客単価3.1%増。
出店1、退店0、店舗数425店。
年始休業に伴い 107店舗で営業日数が前期よりも減少した。全店の営業日数は前期比2.7%増だった。
■幸楽苑(2018年3月期:売上高385億円)
既存店の売上高4.2%増、客数3.5%増、客単価0.7%増、店舗数492店。
全店の売上高7.8%増、客数1.9%増、客単価5.8%増。店舗数520店。
1月29日より「幸楽苑」全517店舗において楽天の共通ポイントサービス「楽天ポイントカード」と「楽天ポイントカードアプリ」の利用が可能となった。
1月15日から新たに31店舗にて、夜間の営業時間短縮を実施。これにより、「働き方改革」をより一層推し進める。
元日休業後の1月2日より、期間限定にて「紅白らーめん」と「紅白餃子」、「幸楽苑の幸福(しあわせ)の福袋」を販売。元旦休業に伴う売上減を挽回した。
■ペッパーフードサービス(2018年12月期:売上高635億円)
ペッパーランチの既存店の売上高0.1%増、客数1.3%減、客単価1.4%増。
全店の売上高10.4%増、客数8.8%増、客単1.5%増。
国内店舗数157店。
レストラン事業の既存店売上高10.4%減、客数11.3%減、客単価1.1%増。
全店の売上高20.4%減、客数22.0%減、客単価2.1%増。
国内店舗数15店。
いきなり!ステーキの既存店の売上高19.5%減、客数18.6%減、客単価1.2%減。
既存店売上高が2018年4月から10カ月連続減少している。
全店の売上高63.3%増、客数64.3%増、客単価0.6%減。
国内店舗数401店。
1月度のペッパーランチ全店キャンペーンとして14日より、「サーロインペッパーステーキ トッピング倍盛り」を販売、店舗選択キャンペーンとして「アメリカンビーフフェア リブロースステーキ」、「福袋」販売した。
また、店舗選択キャンペーンとして、引き続き「TAKEOUT 専用商品 新発売サーロインステーキ重」、「TAKEOUT専用商品 美味しさ!プラス!ビーフペッパーライス重」を販売する。
1日より、「肉マイレージマラソン」を開催。
7日より、「肉マイレージカード発行枚数1000万枚達成記念」を開催した。
■壱番屋(2018年2月期:売上高494億円)
既存店の売上高2.1%増、客数1.0%増、客単価1.0%増。
全店の売上高2.3%増。
出店5、退店0。店舗数1476。
客数は、全国でテレビCMを行ったことによって、増加した。
客単価は、昨年9月から都心エリアの一部店舗においてポークカレーの価格を見直したことにより、上昇した。
■大戸屋(2018年3月期:262億円)
既存店の売上高0.2%増、客数4.3%減、客単価4.7%増。店舗数320店。
全店の売上高0.7%増、店舗数353店。
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