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経産省/8月の商業動態統計、小売業は1.9%減の12兆4190億円

2020年09月30日 11:30 / 月次

経済産業省が発表した2020年8月の商業動態統計速報によると、商業販売額は40兆8120億円(前年同月比12.4%減)となった。

このうち小売業は12兆4190億円(1.9%減)、卸売業は28兆3930億円(16.6%減)だった。

<百貨店販売額・前年同月比増減率の推移>
百貨店販売額・前年同月比増減率の推移

百貨店・スーパー販売額は1兆6881億円(1.2%減)で、百貨店は3602億円(21.3%減)、スーパーは1兆3279億円(5.6%増)となった。

百貨店の主力商品である衣料品は、その他の衣料品23.7%減、紳士服・洋品23.6%減、婦人・子供服・洋品23.0%減、身の回り品17.2%減となったため、衣料品全体では21.1%の減少となった。飲食料品は17.5%減だった。

その他は、食堂・喫茶45.4%減、その他の商品24.2%減、家庭用電気機械器具21.1%減、家庭用品12.8%減、家具11.1%減となったため、その他全体では24.8%減となった。

<スーパー販売額・前年同月比増減率の推移>
スーパー販売額・前年同月比増減率の推移

スーパーの衣料品は、紳士服・洋品21.5%減、婦人・子供服・洋品20.1%減、その他の衣料品12.2%減、身の回り品7.6%減となったため、衣料品全体では17.0%減となった。スーパーの主力商品である飲食料品は、8.7%増だった。

その他は、家庭用品7.0%増、食堂・喫茶42.8%減、家庭用電気機械器具1.1%減、家具0.9%減、その他の商品0.3%の減となったため、その他全体では0.3%増となった。

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