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ドラッグストア/12月既存店売上高4社増、マツモトキヨシのみ減

2021年01月25日 17:00 / 月次

ドラッグストア主要5チェーンの12月の営業概況によると、既存店売上高は、ウエルシアHD5.3%増、ツルハHD5.3%増、コスモス薬品7.6%増、サンドラッグ6.0%増、マツモトキヨシHD6.7%減となった。

■ウエルシアホールディングス(2020年2月期:売上高8682億円)
既存店売上高5.3%増、客数2.0%減、客単価7.3%増。
うち物販売上3.9%増、調剤11.2%増。
全店売上高11.1%増、客数4.2%増、客単価6.9%増。

ウエルシア薬局5.2%増、シミズ薬品7.1%増、丸大サクラヰ薬局6.7%増、MASAYA4.1%減、金光薬品14.3%増、グループ計5.3%増。
処方せん受付枚数150万6777枚。

■ツルハホールディングス(2020年5月期:売上高8410億円)
既存店売上高5.3%増、客数0.0%、客単価5.3%増。
全店売上高7.3%増、客数3.0%増、客単価4.3%増。
開店9、閉店5、総店舗数は2386店。

「全店」および「既存店」数値には、JR九州ドラッグイレブン、FC店の実績を含んでいない。

■コスモス薬品(2020年5月期:売上高6844億円)
既存店売上高7.6%増、全店売上高10.7%増。
出店0、閉店0、総店舗数1092店。

■サンドラッグ(2020年3月期:売上高6177億円)
グループ合計既存店売上高6.0%増、全店5.7%増。
ドラッグストア事業既存店売上高4.2%増、全店0.5%減。
ディスカウントストア事業既存店売上高8.4%増、全店14.8%増。

ドラッグストア2店、ディスカウント事業で2店出店した。

■マツモトキヨシホールディングス(2020年3月期:売上高5905億円)
HD小売既存店売上6.7%減、小売全店売上5.1%減、FC売上18.2%増、HD売上合計
4.4%減。HD薬粧客数(既存店)は6.4%減。マツモトキヨシ既存店小売売上伸び率9.7%減。

平均気温は北・西日本で低く、東日本では平年並みとなった。また降水量は沖縄・東日本日本海側を除き、全国的に少なくなった。

12月は繁華街や都心店舗を中心に客数は鈍さが見られたという。

気温が平年並みまたは低く推移したことからハンドクリームやデリケートスキンケア、使い捨てカイロなどの冬物シーズン商品は堅調に推移した。 

マスクや除菌関連などの日用品の売上は、やや減速しているが堅調さを維持している。

インバウンド売上は僅かだった。

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