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ニトリ/緊急事態宣言やまん延防止等重点措置で7月既存店23.3%減

2021年08月06日 10:20 / 月次

ニトリ(2021年2月期売上高:7169億円)が発表した7月の月次国内売上高前年比によると、既存店売上高は前年同月比23.3%減、客数20.2%減、客単価3.9%減となった。

全店は、売上高21.0%減、客数16.5%減、客単価5.4%減だった。出店4、退店0、国内店舗数594店だった。

7月度は、6月21日から7月20日で、国内では、6月25日に「アクロスモール春日店」「マルイファミリー溝口店」、7月2日に「イオンモール新利府北館店」、7月19日に「イオンモール白山店」を出店した。一方で、閉店はなかった。

7月度は、前年より早い梅雨明けによる気温の上昇やTVCM効果、「エアコン」キャンペーンなどにより、季節寝具寝装品のNクールシリーズやエアコンなどの大型家電商品が順調に推移した。

前年7月度は、巣ごもり需要の高まりやテレワークの浸透を受け、既存店前年比22.7%増と売上が大きく伸長した。一方、今年の7月度は、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置などもあり、前年割れとなった。

また、平日が一日多く、日曜日が一日少ないことによる影響は、既存店3.5ポイント減、全店3.5ポイント減を見込んでいる。

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