日本チェーンストア協会/9月既存店3.2%増、衣料品苦戦も食品堅調
2021年10月21日 11:00 / 月次
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日本チェーンストア協会が発表した9月のチェーンストア販売概況(会員企業56社、1万1855店)によると、総販売額は1兆510億円(店舗調整後の前年同月比3.2%増)となった。
部門別の販売額では、食料品7504億円(4.8%増)、衣料品446億円(14.2%減)、住関品1974億円(2.7%増)、サービス27億円(29.0%増)、その他557億円(0.3%増)だった。
9月度は、緊急事態宣言、まん延防止重点措置の発令により、行動自粛などにより内食化需要が続いた。食料品は農産品が天候不順の影響により相場高となり堅調に推移し、他の部門も惣菜を中心に動きは良かった。衣料品は天候不順などの影響もあり苦戦したが、住関品はまずまずの動きだったことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった。
農産品は、じゃがいも、玉ねぎ、長ねぎ、里芋、さつまいも、ブロッコリー、小松菜、蓮根、もやし、きのこ類、カット野菜などは好調だったが、大根、レタス、きゅうり、なす、キャベツ、トマト、ピーマン、枝豆などの動きは鈍かった。果物では、柿、桃、梨、みかん、ぶどう、バナナ、キウィフルーツ、カットフルーツなどの動きは良かったが、りんご、いちじくなどの動きは鈍かった。
畜産品は、牛肉、豚肉、鶏肉の動きは良かった。鶏卵の動きは良かったが、ハム・ソーセージの動きは鈍かった。水産品は、刺身盛り合せ、天然ぶり、かつお、まあじ、いか、サーモン、生秋鮭、さんま、うなぎ、冷凍魚、ちりめん、生筋子などの動きは良かったものの、たこ、切身、塩干物、干物、貝類、海藻類などの動きは鈍かった。
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