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ファミリーレストラン/3月既存店売上すかいらーく1.0%減、サイゼリヤ17.0%増

2022年04月25日 14:10 / 月次

ファミリーレストラン主要5社が発表した3月の月次営業情報によると、既存店売上高はすかいらーく1.0%減、サイゼリヤ17.0%増、セブン&アイ・フードシステムズ(デニーズ)7.9%増、ジョイフル2.4%減、ロイヤルホスト10.0%増となった。

客数は、すかいらーく1.3%減、サイゼリヤ10.8%増、セブン&アイ・フードシステムズ7.4%増、ジョイフル4.7%減、ロイヤルホスト6.8%増だった。

客単価は、すかいらーく0.4%増、サイゼリヤ5.5%増、セブン&アイ・フードシステムズ0.5%増、ジョイフル2.4%増、ロイヤルホスト3.0%増となっている。

■すかいらーくホールディングス(2021年12月期:売上高2645億円)
既存店売上高は1.0%減、客数1.3%減、客単価0.4%増。全店売上高1.6%減。

2019年比既存店売上高29.0%減。

「まん延防止等重点措置」などの再延長により、21日までは引き続き多くのエリアで営業時間および酒類提供時間の短縮が続いた。

時短営業解除に伴い、週末は特にヤングファミリー層の動きが活発化し、売上・客数とも順調に増加している。春休み需要やファミリー層などの「久々の外食」需要を取り込み、しゃぶ葉はランチ・ディナーとも目立って回復している。

ガスト、バーミヤン、夢庵では値ごろ感のあるメニューの拡充により客数増加。合わせてセットメニューなどの見直し(改定)で併売率が上昇。ジョナサンでは17日のグランドメニュー改定の効果により客単価が増加した。

店舗開発では、3月は新規出店1店舗、リモデル15店舗、業態転換2店舗。業態転換はバーミヤン1店舗、しゃぶ葉1店舗。グループ計3094店舗。

■サイゼリヤ(2021年8月期:売上高1265億円)
既存店売上高17.0%増、客数10.8%増、客単価5.5%増。店舗数1022店。

全店売上高17.1%増、客数11.0%増、客単価5.5%増。店舗数1073店。

休業11店、閉店2店だった。

「テークアウト客数=テークアウト売上高÷イートイン平均客単価」に基づき算出した客数を、テークアウトによる客数として加味している。

3月の既存店売上高は、土日祝日による日数が、前年同月よりも1日多かったことが、2ポイント程度プラスに影響したとみている。

■セブン&アイ・フードシステムズ(2022年2月期:売上高447億円)
デニーズ
既存店売上高7.9%増、客数7.4%増、客単価0.5%増。

全店売上高2.8%増。

■ジョイフル(2021年6月期:売上高476億円)
既存店売上高2.4%減、客数4.7%減、客単価2.4%増。

全店売上高5.0%減、客数7.3%減、客単価2.5%増。

出店0、退店1、店舗数合計573店。

■ロイヤルホールディングス(2021年12月期:外食事業450億円)
ロイヤルホスト
既存店売上高10.0%増、客数6.8%増、客単価3.0%増。

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