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ハピネット/西日本の物流拠点を移転、佐川急便と同居でCO2削減

2022年04月25日 13:50 / 経営

おもちゃやビデオゲーム、映像・音楽ソフトなどエンターテインメント商材の流通・企画販売事業を展開するハピネットは5月16日、大阪府東大阪市に西日本の物流センターを移転し、稼働開始する。

<ハピネット東大阪ロジスティクスセンター>
ハピネット東大阪ロジスティクスセンター

移転先施設は、佐川急便を中核とするSGホールディングスグループにて不動産の賃貸・管理・開発事業を展開するSGリアルティの施設内になる。

佐川急便の配送機能を有している同施設に入居することで、物流業務の効率化と輸送リードタイムの短縮、さらに輸送エネルギーの削減が実現。これまで集荷や配達のため同社物流センターと佐川急便営業所間を往復していた輸送が不要となり、トラック走行時に排出していたCO2については年間約15tの削減が可能になる。これは、現状の排出量から4.5%減の削減率だという。

また、施設は、LED照明による省エネルギー化を推進するとともに、太陽光発電システムと蓄電池設備を導入し、不足する電力をCO2フリー電力で賄うことにより、環境に配慮したサステナブルな物流施設として、「BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)」最高ランクである「ZEB」認証を2021年5月18日に取得している。

立地エリアは大阪中央環状線や阪神高速東大阪線など主要道路の結節点となっているため、隣接する大阪市のみならず大阪府全域への広域配送に最適な立地。大阪メトロ中央線と直結する近鉄けいはんな線吉田駅から徒歩15分に位置するため、働く従業員にとっても利便性が高く、人材確保の面においても優位性を発揮する施設としている。

■ハピネット東大阪ロジスティクスセンター
所在地:大阪府東大阪市吉田下島1-10 SGリアルティ東大阪
延床面積:2万734m2
建物構造:鉄骨造

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