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ファミリーレストラン/6月既存店売上すかいらーく26%増、サイゼリヤ36%増

2022年07月20日 14:20 / 月次

ファミリーレストラン主要5社が発表した6月の月次営業情報によると、既存店売上高はすかいらーく26.0%増、サイゼリヤ36.1%増、セブン&アイ・フードシステムズ(デニーズ)27.7%増、ジョイフル38.5%増、ロイヤルホスト27.0%増となった。

社名 既存店売上高(前年同月比) 全店売上高(前年同月比)
すかいらーく 26.0%増 25.2%増
サイゼリヤ 36.1%増 36.3%増
デニーズ 27.7%増 21.4%増
ジョイフル 38.5%増 35.9%増
ロイヤルホスト 27.0%増

客数は、すかいらーく25.4%増、サイゼリヤ26.4%増、セブン&アイ・フードシステムズ26.0%増、ジョイフル30.1%増、ロイヤルホスト25.0%増だった。

客単価は、すかいらーく0.5%増、サイゼリヤ7.7%増、セブン&アイ・フードシステムズ1.3%増、ジョイフル6.4%増、ロイヤルホスト1.6%増となっている。

■すかいらーくホールディングス(2021年12月期:売上高2645億円)
既存店売上高は26.0%増、客数25.4%増、客単価0.5%増。全店売上高25.2%増。

2019年比既存店売上高18.2%減。

前半は回復が鈍化するも、後半は計画通りの強力なプロモーションにより2019年の売り上げを超えた日もあったという。

史上最速の梅雨明けと猛暑が、売り上げをさらに押し上げる要因になった。しゃぶ葉、むさしの森珈琲、La Ohana、魚屋路、chawanなどのスペシャリティブランドの好調は継続している。

時間帯別では、早めのディナー時間帯(16時~17時台)の客数増が大きく、この時間帯の売上は2019年を超えている。中食需要は宅配およびテークアウト売上は2019年比では高いままだが、店内飲食の回復に伴いペースダウンしている。

客層別でみると、キッズ99円キャンペーンを受け、6月後半は男性30~40代、女性20~40代のヤングファミリーの戻りが強い。割引販促の効果として低単価層が戻っている。ガスト、バーミヤン、ジョナサン、夢庵での超得クーポン祭りを継続実施中。

店舗面ではガスト3店舗をリモデル、グループ計3085店舗。

■サイゼリヤ(2021年8月期:売上高1265億円)
既存店売上高36.1%増、客数26.4%増、客単価7.7%増。店舗数1034店。

全店売上高36.3%増、客数26.8%増、客単価7.5%増。店舗数1079店。

休業2店、閉店6店だった。

「テークアウト客数=テークアウト売上高÷イートイン平均客単価」に基づき算出した客数を、テークアウトによる客数として加味している。

■セブン&アイ・フードシステムズ(2022年2月期:売上高447億円)
デニーズ
既存店売上高27.7%増、客数26.0%増、客単価1.3%増。

全店売上高21.4%増。

■ジョイフル(2021年6月期:売上高476億円)
既存店売上高38.5%増、客数30.1%増、客単価6.4%増。

全店売上高35.9%増、客数27.6%増、客単価6.5%増。

出退店0、店舗数合計571店。

■ロイヤルホールディングス(2021年12月期:外食事業450億円)
ロイヤルホスト
既存店売上高27.0%増、客数25.0%増、客単価1.6%増。

■前月の営業概況
ファミリーレストラン/5月既存店売上5社そろって大幅増

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