スーパーマーケット/2月の既存店売上0.9%減、節約志向で苦戦
2023年03月22日 10:40 / 月次
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オール日本スーパーマーケット協会、日本スーパーマーケット協会、全国スーパーマーケット協会は3月22日、2月実績速報版のスーパーマーケット販売統計調査を発表した(集計企業270社)。
<2月実績>
部門 | 前年同期比 | |
全店 | 既存店 | |
総売上高 | 0.5%増 | 0.9%減 |
食品合計 | 0.7%増 | 0.8%減 |
非食品 | 0.8%減 | 1.8%減 |
その他 | 6.2%減 | 6.7%減 |
総売上高は9176億8009万円(既存店前年同期比0.9%減)となった。うち食品合計は8424億8386万円(0.8%減)、非食品557億118万円(1.8%減)、その他194億9552万円(6.7%減)だった。
食品合計のうち、生鮮3部門合計3136億2189万円(2.7%減)、内訳は、青果1242億2996万円(4.3%減)、水産792億6763万円(2.7%減)、畜産1101億2430万円(0.7%減)となった。総菜は1009億8053万円(2.8%増)、日配は1863億3039万円(0.9%増)、一般食品は2415億5104万円(1.0%減)となっている。
2月は家庭の電気・ガス料金の高騰もあり、節約志向が一層強まったとの声が回答企業の多くから聞かれ、買上点数が減少した。
値上げによる1品単価の上昇で多少カバーしているものの、利益を圧迫する状況が続いている。
気温が高めに推移し季節商材が苦戦したとの声もあり、建国記念の日が土曜日と重なり、前年に比べて休日が1日少ない曜日めぐりも影響しているという。
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