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ラーメン・カレー・定食/10月既存店売上丸亀製麺9.6%増、王将フード5.5%増

2023年11月30日 10:20 / 月次

ラーメン・カレー・定食8社が発表した10月の月次営業情報によると、既存店売上高は丸亀製麺9.6%増、王将フードサービス5.5%増、リンガーハット7.7%増、ハイデイ日高19.6%増、幸楽苑2.9%増、いきなり!ステーキ5.6%増、壱番屋13.6%増、大戸屋7.8%増だった。

既存店売上高前年同月比 全店売上高前年同月比
丸亀製麺 9.6%増
王将フードサービス 5.5%増 6.2%増
リンガーハット 7.7%増
ハイデイ日高 19.6%増 21.8%増
幸楽苑 2.9%増 0.3%増
いきなり!ステーキ 5.6%増 1.5%減
壱番屋 13.6%増 12.8%増
大戸屋 7.8%増 8.1%増

■トリドールホールディングス(2023年3月期:売上高1883億円)
全業態既存店売上高9.7%増、全店11.2%増。

うち丸亀製麺は売上高9.6%増、客数0.7%増、客単価8.8%増。

出店3、退店1で丸亀製麺839店舗。海外事業837店舗、その他234店舗の計1910店舗。

■王将フードサービス(2023年3月期:930億円)
既存店売上高73億3400万円(5.5%増)、客数649万2000人(2.0%増)、客単価1130円(3.5%増)。

全店売上高77億2200万円(6.2%増)、客数684万5000人(2.6%増)、客単価1128円(3.5%増)。

出店0、閉店0、店舗数729。

前年を大幅に上回る増収となり、同月比過去最高売上を更新した。FC店の店舗売上を含むチェーン全店で21ヶ月連続で同月比過去最高を更新している。

全体客数の増加に加え、価格改定による客単価の上昇効果が主な要因。店内飲食・テークアウト&デリバリー売上が引き続き好調を維持したことが、結果に結びついた。

■リンガーハット(2023年2月期:377億円)
既存店売上高は7.7%増、客数2.0%増、客単価5.6%増。

うちリンガーハットは売上高10.1%増、客数1.8%増、客単価8.1%増。

浜かつは売上高2.3%減、客数3.2%増、客単価5.4%減。

全店売上高5.1%増、客数0.7%減、客単価5.8%増。

出店2、退店0。期末店舗数はリンガーハット570、浜かつ82、その他3、合計655店舗(国内FC店164店舗、海外9店舗を含む)。

■ハイデイ日高(2023年3月期:381億円)
既存店売上高19.6%増、客数16.2%増、客単価2.9%増。

全店売上高21.8%増、客数18.3%増、客単価2.9%増。

出退店0、店舗数444。

■幸楽苑(2023年3月期:売上高254億円)
既存店売上高2.9%増、客数0.8%減、客単価3.8%増。

全店売上高0.3%増、客数3.4%減、客単価3.8%増。

■ペッパーフードサービス(2022年12月期:売上高147億円)
いきなり!ステーキの既存店売上高5.6%増、客数2.1%減、客単価7.9%増。
全店売上高1.5%減、客数8.5%減、客単価7.6%増。

レストラン事業の既存店売上高3.9%減、客数4.4%減、客単価0.5%増。
全店売上高58.4%減、客数51.9%減、客単価13.6%減。

9月8日~10月31日の間、いきなり!ステーキ全店で「ブレードミートステーキ」を販売した。

■壱番屋(2023年2月期:売上高482億円)
既存店売上高13.6%増、客数4.0%増、客単価9.2%増。

全店売上高12.8%増、出店2、退店4、店舗数1461。

客数は、前年より土曜日が1日少なかったものの、10月16日からの「THE海老カレー」の販売とあわせて、アンバサダー山田裕貴さんが出演するCMの第2弾を全国放送したことなどから堅調に推移した。

客単価は、2022年12月の値上げの影響が継続したことや、客単価が高い配達代行の伸びが大きかったことなどで増加している。

■大戸屋(2023年3月期:238億円)
既存店売上高7.8%増、客数2.2%増、客単価5.4%増

全店売上高8.1%増、店舗数304(FC165)。

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