モノタロウ/「SAP S/4HANA」導入、EC会計処理時間を削減
2023年11月30日 11:17 / IT・システム
SAPジャパンと日本ビジネスシステムズ(以下:JBS)は11月30日、MonotaRO(モノタロウ)が「SAP S/4HANA」(エスエーピー・エスフォーハナ)を導入したと発表した。
JBSとSAPとモノタロウはモノタロウのさらなる成長を見据え、共創チームでシステムを刷新。ECの会計処理(トランザクション)を安定的に運用する基盤を固めたとしている。
モノタロウが利用してきた会計システムでは、事業の成長に伴って拡大する売掛金の消込、締め処理などの会計処理量の増加に対するシステム的な負荷が高まっていた。
2019年度から2023年度までの売り上げも倍増したことから、JBS、SAPと協働し、会計システムを一新した。
新システムでは、よりシンプルな売掛金の消込処理、ペーパーレス対応としての紙文書の電子化と会計伝へのひもづけを実現した。
ある得意先に関する売掛金の消込処理では、約2時間かかっていた処理時間が約92%削減され、10分強となったという。
■SAPの問い合わせ先
https://www.sap.com/japan/index.html
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