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カジュアル衣料/1月既存店ユニクロ0.4%増、しまむら1.9%増

2024年02月28日 11:00 / 月次

カジュアル衣料4社の1月度の営業概況によると、既存店売上はユニクロ0.4%増、しまむら1.9%増、西松屋5.6%減、ハニーズ6.6%増となった。

<1月実績>

社名 既存店売上高前年同月比 全店売上高前年同月比
ユニクロ 0.4%増 2.3%増
しまむら 1.9%増 1.7%増
西松屋 5.6%増 9.1%増
ハニーズ 6.6%増 6.2%増

■国内ユニクロ事業(2023年8月期:売上高8904億円)
既存店(730店)+Eコマースの売上高は0.4%増、客数1.3%減、客単価1.8%増
直営店(792店)+Eコマースの売上高は2.3%増、客数0.3%増、客単価1.9%増
出退店は、出店0店、退店8店だった。

1月は、気温が例年より高く推移し、春先まで着られる冬物商品や、春物新商品の販売が順調だったことで、既存店売上高は若干の増収となった。

しまむら事業(2023年2月期:売上高6161億円)
既存店売上は1.9%増
全店売上1.7%増、客数0.0%、客単価1.7%増
出店0、退店0で、月末店舗数1415店

1月度は、婦人・紳士・子供のアウター衣料と肌着・靴下が売上を伸ばした。冬物は PB「CLOSSHI」のあたたか素材を使用した「FIBERHEAT」が婦人アウター衣料で好調だった。春物は婦人のニットやスカート、子供の長袖Tシャツが売れ筋となった。販促では、年末の歳末セールや年始の初売りで打ち出した福袋が集客に効果的だった。

■西松屋チェーン(2023年2月期:売上高1695億円)
既存店売上高5.6%増、客数0.4%増、客単価5.1%増
全店売上9.1%増、客数4.3%増、客単価4.6%増
出店2店、退店2店で、月末店舗数は1108店舗

12月は、後半の気温が前年と比較して高めに推移し、冬物衣料の売上高が前年を下回った。一方、育児・服飾雑貨の売上高は好調に推移した。

■ハニーズ(2023年5月期:売上高548億円)
既存店売上高6.6%増、客数1.5%増、客単価5.0%増
全店売上高6.2%増、客数1.9%増、客単価5.1%増
出店0、退店1、月末店舗数873店

1月は、冬物セールが好調で、アウターやニットの消化が進んだ。また、春物の動き出しも良く既存店売上は前年を上回った。商品としては、ジャケット、ニット、カットソーが売れ筋となった。

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