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日本生協連/2月の総供給高2.7%増、6カ月連続プラス

2024年03月21日 14:51 / 月次

日本生活協同組合連合会(日本生協連)が3月21日に発表した全国66主要地域生協の2月の供給状況(速報値)によると、総供給高は2471億6300万円(前年同月比2.7%増)で、6カ月連続の前年超えとなった。

<主要地域生協の2月実績>

部門 前年比 総供給高に対する構成比
総供給高 2.7%増
店舗 3.8%増 31.8%
宅配 3.6%増 65.9%
その他供給高 24.9%減 2.2%

内訳は、店舗786億9600万円(3.8%増)、宅配1629億800万円(3.6%増)、宅配のうち個配1250億9600万円(5.3%増)だった。その他供給高は55億5700万円(24.9%減)。

2月はうるう年で、営業日数が前年より1日多かったことから、総供給高が伸びた。

店舗は、客数は前年並みだったものの、点単価上昇により客単価が前年を上回っている。部門別では、牛肉が低調だった畜産品を除く全部門で前年超えている。ブランド米、玄米が人気の米は2ケタ伸長で好調が続いている。

宅配は、物価上昇によって客単価が前年を上回り、増加が続いている。しかし、生協連では「人手不足で組合員の勧誘が低調で、組合員数の伸びが鈍化。利用人数は前年を下回る傾向が続いている」と説明している。また、家庭用品・日用品は復調しているという。

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