ラーメン・カレー・定食/5月既存店丸亀製麺・王将フードともに5.5%増
2024年06月25日 16:11 / 月次
ラーメン・カレー・定食8社が発表した5月の月次営業情報によると、既存店売上高は丸亀製麺5.5%増、王将フードサービス5.5%増、リンガーハット5.2%増、ハイデイ日高9.6%増、幸楽苑17.6%増、いきなり!ステーキ0.5%減、壱番屋7.9%増、大戸屋11.1%増だった。
既存店売上高前年同月比 | 全店売上高前年同月比 | |
丸亀製麺 | 5.5%増 | ー |
王将フードサービス | 5.5%増 | 6.7%増 |
リンガーハット | 5.2%増 | ー |
ハイデイ日高 | 9.6%増 | 11.9%増 |
幸楽苑 | 17.6%増 | 6.6%増 |
いきなり!ステーキ | 0.5%減 | 7.3%減 |
壱番屋 | 7.9%増 | 6.9%増 |
大戸屋 | 11.1%増 | 10.6%増 |
■トリドールホールディングス(2024年3月期:売上高2319億円)
全業態既存店売上高6.0%増、全店8.3%増。
うち丸亀製麺は売上高5.5%増、客数2.2%減、客単価7.8%増。
出店2、退店0で丸亀製麺847店舗。海外事業867店舗、その他255店舗の計1969店舗。
■王将フードサービス(2024年3月期:1014億円)
既存店売上高79億9100万円(5.5%増)、客数695万7000人(3.4%増)、客単価1149円(2.1%増)。
全店売上高82億6000万円(6.7%増)、客数719万7000人(4.4%増)、客単価1148円(2.1%増)。
開店1、閉店0、店舗数729。
前年を上回る増収となり、同月比過去最高売上を更新。FC店の売上高を加算したチェーン全店の売上高では、28カ月連続で同月比過去最高を更新している。
「餃子の王将をもっとおいしく challenge2024」を掲げ、商品の品質向上に努めてきたことや、各種キャンペーン・テレビCMなどの販促施策が全体客数を引き上げ、業績に大きく寄与したと考えているという。
■リンガーハット(2024年2月期:402億円)
既存店売上高は3.2%増、客数5.6%減、客単価9.3%増。
うちリンガーハットは売上高5.2%増、客数5.4%減、客単価11.2%増。
浜かつは売上高4.9%減、客数6.5%減、客単価1.8%増。
全店売上高3.0%増、客数5.8%減、客単価9.4%増。
出店0、退店3。店舗数はリンガーハット564、浜かつ84、その他3、合計651店舗(国内FC店157店舗、海外9店舗を含む)。
■ハイデイ日高(2024年2月期:487億円)
既存店売上高9.6%増、客数10.3%増、客単価0.6%減。
全店売上高11.9%増、客数12.6%増、客単価0.6%減。
出店0、退店1、店舗数448。
■幸楽苑(2024年3月期:売上高268億円)
既存店売上高17.6%増、客数14.8%増、客単価2.4%増。
全店売上高6.6%増、客数5.6%増、客単価0.9%増。
■ペッパーフードサービス(2023年12月期:売上高145億円)
いきなり!ステーキの既存店売上高0.5%減、客数8.9%減、客単価9.2%増。
全店売上高7.3%減、客数15.1%減、客単価9.1%増。
レストラン事業の既存店売上高2.4%増、客数1.7%減、客単価4.2%増。
全店売上高53.7%減、客数43.7%減、客単価17.9%減。
■壱番屋(2024年2月期:売上高551億円)
既存店売上高7.9%増、客数2.9%増、客単価4.8%増。
全店売上高6.9%増、出店2、退店3、店舗数1457。
客数は、肉塊シリーズ第2弾「肉塊トンテキカレーLV1~3」(税込1580~2640円)の販売とあわせて、SNSを活用したキャンペーン活動を実施したことなどで増加した。
客単価については、前月同様、配達代行・テークアウトの価格改定効果に、高価格帯商品の「肉塊トンテキカレー」の押し上げ効果も加わり、上がっている。
■大戸屋(2024年3月期:278億円)
既存店売上高11.1%増、客数4.7%増、客単価6.1%増。
全店売上高10.6%増、店舗数304(FC161)。
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