ラーメン・カレー・定食/4月既存店丸亀製麺9.8%増、王将フード3.4%増

2024年05月29日 14:46 / 月次

ラーメン・カレー・定食8社が発表した4月の月次営業情報によると、既存店売上高は丸亀製麺9.8%増、王将フードサービス3.4%増、リンガーハット2.7%増、ハイデイ日高11.2%増、幸楽苑15.6%増、いきなり!ステーキ0.3%減、壱番屋3.6%増、大戸屋11.9%増だった。

既存店売上高前年同月比 全店売上高前年同月比
丸亀製麺 9.8%増
王将フードサービス 3.4%増 4.2%増
リンガーハット 2.7%増
ハイデイ日高 11.2%増 14.1%増
幸楽苑 15.6%増 4.8%増
いきなり!ステーキ 0.3%減 8.7%減
壱番屋 3.6%増 2.6%増
大戸屋 11.9%増 11.2%増

トリドールホールディングス(2024年3月期:売上高2319億円)
全業態既存店売上高9.6%増、全店11.9%増。

うち丸亀製麺は売上高9.8%増、客数3.6%増、客単価6.0%増。

出店6、退店1で丸亀製麺845店舗。海外事業869店舗、その他252店舗の計1966店舗。

■王将フードサービス(2024年3月期:1014億円)
既存店売上高76億700万円(3.4%増)、客数659万人(1.4%増)、客単価1154円(2.0%増)。

全店売上高78億5200万円(4.2%増)、客数682万人(2.2%増)、客単価1151円(2.0%増)。

出店0、閉店1、店舗数728。

前年を上回る増収となり、同月比過去最高売上を更新。FC店の売上高を加算したチェーン全店の売上高では、27カ月連続で同月比過去最高を更新している。

「餃子の王将をもっとおいしく challenge2024」を掲げ、商品の品質向上に努めてきたことや、「ぎょうざ倶楽部お客様感謝キャンペーン」のスタンプ2倍押しの実施、新CMを積極的に放送したことなども業績に大きく寄与したと考えているという。

■リンガーハット(2024年2月期:402億円)
既存店売上高は1.9%増、客数5.2%減、客単価7.5%増。

うちリンガーハットは売上高2.7%増、客数5.4%減、客単価8.6%増。

浜かつは売上高1.6%減、客数4.3%減、客単価2.8%増。

全店売上高2.0%増、客数5.2%減、客単価7.6%増。

出店1、退店4。期末店舗数はリンガーハット567、浜かつ84、その他3、合計654店舗(国内FC店160店舗、海外9店舗を含む)。

■ハイデイ日高(2024年2月期:487億円)
既存店売上高11.2%増、客数12.0%増、客単価0.8%減。

全店売上高14.1%増、客数15.0%増、客単価0.8%減。

出店1、退店0、店舗数449。

■幸楽苑(2024年3月期:売上高268億円)
既存店売上高15.6%増、客数10.6%増、客単価4.5%増。

全店売上高4.8%増、客数1.8%増、客単価2.9%増。

■ペッパーフードサービス(2023年12月期:売上高145億円)
いきなり!ステーキの既存店売上高0.3%減、客数9.5%減、客単価10.2%増。
全店売上高8.7%減、客数17.1%減、客単価10.2%増。

レストラン事業の既存店売上高4.7%減、客数8.0%減、客単価3.6%増。
全店売上高56.1%減、客数46.7%減、客単価17.8%減。

■壱番屋(2024年2月期:売上高551億円)
既存店売上高3.6%増、客数横ばい、客単価3.6%増。

全店売上高2.6%増、出店7、退店1、店舗数1458。

客数は、前年に実施したキャンペーンの反動や、日曜日が1日少ない曜日まわりの影響があったものの、4月16日からの「THEチキンカレー」販売と合わせて、アンバサダー山田裕貴さんが出演するテレビCMを全国で放映したことなどで、前年並みの水準となった。

客単価は、2023年12月に配達代行価格、2024年3月にテークアウト価格を改定したことなどで増加している。

■大戸屋(2024年3月期:278億円)
既存店売上高11.9%増、客数5.0%増、客単価6.5%増。

全店売上高11.2%増、店舗数304(FC160)。

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