ユナイテッドアローズ/7月の既存店16.6%増、夏物軽衣料や服飾雑貨好調
2024年08月06日 16:53 / 月次
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ユナイテッドアローズ(2024年3月期:売上高1342億円)が8月2日に発表した2024年7月度月次売上概況によると、小売+ネット通販既存店の売上高は16.6%増、客数11.7%増、客単価3.0%増となった。
小売+ネット通販の売上高は16.8%増、客数13.0%増、客単価2.0%増だった。小売、ネット通販、卸売等による売上を含むビジネスユニット計売上高は、16.1%増、全社売上高14.7%増となった。
月度 | 小売+ネット通販既存店 | 小売+ネット通販 | ||||
売上高 | 客数 | 客単価 | 売上高 | 客数 | 客単価 | |
7月 | 16.6%増 | 11.7%増 | 3.0%増 | 16.8%増 | 13.0%増 | 2.0%増 |
出退店は、小売1店を出店し、ネット通販、アウトレットは増減がなかった。月末店舗数は、小売店198、ネット通販54店、アウトレット27店、合計279店だった。
シャツ、カットソー、ブラウスなどの夏物軽衣料に加え、ジャケット、パンツなどのビジネス衣料、シューズ、バッグなどの服飾雑貨が定価販売、セール販売ともに好調に推移し、既存店売上高は7カ月連続で前年を超過した。
特にネット通販の伸びが強く、自社ECサイトに加えて大手通販サイトの売上も大きく伸長した。前月に続き客単価の伸びを継続しつつ、買上客数は二桁増を維持した。7月は前年同月に比べて休日が2日少なく、小売+ネット通販既存店売上高前期比に対してマイナス3.6%程度の影響があったと推測している。
速報数値には収益認識基準変更の影響は含まれていない。収益認識基準変更の影響は確報値に反映され、速報値から数ポイント程度下がるほか、2023年8月から会員プログラムをリニューアルしたことに伴い、2024年4~7月においては旧制度と新制度の還元率の差による売上高前年比へのマイナス影響が追加発生する見込みだ。2024年6月の確報値では、速報値に対して全社売上で3.6ポイント、小売+ネット通販既存店売上で2.6ポイントのマイナスとなっている。
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